『元祖水玉本舗』購入

水玉先生が亡くなられてからだいぶ経ちますね。「だからこそ」なのか(皮肉にも)、今週発売されました。水玉先生がファミ通で連載していたゲームコラムの単行本です。

懐かしい……。私がファミ通が好きだった理由は「読み物(漫画やコラム、小説等)とハガキコーナー」だと言っても過言ではないでしょう。メタリックガバス持ってるし。

それが自分の中の「家庭用ゲーム黄金期」と重なる、というか、やはりファミ通を読みながらゲームもしていました(当時のファミ通(というかアスキー)の戦略のひとつだったとどこかで読んだ気がします)。ファミ通から遠ざかってからは私はゲーセン→基板と進んでいきましたし。

ちょっと中身をぱらりと見ただけでノスタルジーにひたってしまいました。やはり……歳とったな!と。

今日は疲れたりなんだり腰が痛かったりするので早めに寝ます。

単行本の大きさと値段に要注意。(比較対象として『アカギ』の単行本を置いてみました)

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WiiウェアのドリラーWをダウンロードしましたが、これもまた今度。

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ガンバリマス(ホリンガーZ)

がんばれ!消えるな!!江洲端子さん

レトロゲーマーのマストアイテムのひとつ、S端子ケーブル。昨日電気街へ買いに行ったのですが、同行していた友人に「あるわけないだろ!」と言われたので「無いわけないだろ!」と言い返しつつ巨大電器店へ。

結果だけ書くとそりゃありましたよ。ですが、長さの種類が減っています。私は0.5Mが欲しかったのですが、一番短いもので1M。

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その場でスマホを取り出し、密林で検索しても0.5Mはありませんでした。

いつまでもあると思うなビームとS端子。

昔なんか「最初から分配されているS端子ケーブル」も普通に売ってましたよ(写真参照)。何だったら「S端子と白・赤の音声端子がセットで、且つそれぞれ分配されているケーブル」だってありました。

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それが今はこれ。

S端子は良い物なのですが、如何せんピンが折れやすかったり、外枠がすぐに歪んでしまったりという「惜しい」部分があるので丁重に保管しておこうと思います。

なお、私が今愛用しているアプコン「フレームマイスター」はもうすぐ生産終了だそうです。前にも書いた気がしないでもないけど。

何だかんだで代替品・代替技術ができるのかもしれませんが、「自宅でホットギミック対戦環境構築」に頭を悩ませている現状を鑑みるに、あるものはあるうちに手に入れておいた方が良いと思います。ゲーム基板も値上がりする一方ですぞ!

そうそう。セイミツ工業のLS-32(-01)レバーも従来のマイクロスイッチが生産終了したため現在出回っている物が全てっぽい?(そこまで詳しくないので明言を避けるスタイル)

セイミツ工業様のHP

そして代替品としてLS-32(-01)-SCが生産・流通しておりますが、シャフトカバーが付いて、そのシャフトカバーは根元部分に行くにしたがって若干太くなっております。マイクロスイッチ以外にもこの違いがあるため、従来の物とは操作感や手触りが違うという意見もあるそうです。

ていうか、実際にLS-32-01-SCを買ってみました。シャフトカバーは取り外しできるのでそれを外せばあまり変わらないのかな?とも思いましたが、レバーパッキンの口径も変わっているのでやはりどこかしらに違和感を覚えることになるのかもしれません。ひとまず自宅C-BOXの2P側に装着してあります。

肝心のゲームの腕前は上達してるのか下手になっているのかよくわからない状況。明日はゆっくり休みます。では。

例のアレの謎の謎

私はファミコン直撃セガサターン世代なんですが(やや意味不明)。アトランチスの謎もやってたわけですが、当時の自分には難解すぎて諦めてましたね。

歳を経て、友人たちと新年会をやるときには某友人が「アトランチスの謎を無敵無しでクリアする」のが恒例行事になっています。

「意味が分からない」って?私もよくわかりませんが、そういうノリなのです。

アトランチスの謎では「敵(もしくは敵の攻撃・unk等)」や「爆弾の爆発」に接触するとミスになりますよね。でも、「自爆して下の扉に入ると次のステージへ行ける」という現象がついこの間までまるで分っていなかったのですが、わかりました。っていうか書いてありました。wikiなので真偽のほどは各自自己責任でお願いします。

ゲームカタログ@wikiより引用

>上記の部分では「ミスになる」と便宜上書いてあるが、実際の処理上は「主人公が画面下端に落下」以外のミスは存在しないらしく、敵に触れたり自爆したりタイムアウトになると「硬直して地形すり抜け状態になる」という状態異常になって画面下端に落下することでミスの演出をしている。
>自爆ワープで残機が減らないほか、「ミス時の効果音」とされる音が落下死のみ鳴らないのがその証拠。

-引用終わり-

当時のプログラム技術ではこのやり方の方が効率が良かったということでしょうか。ファミリーベーシックすらまともにできなかった私の感想ですけど。

また一つ大きな謎が解き明かされました。

というわけで、私がここ数年頭を悩ませている「自宅でACホットギミックで対戦しようとしても『2P側の画面だけ表示されない』」という謎もそろそろ解けてくれないかな……と切に思っています。

基板屋さんでの実験ではちゃんとできるのですが、そこではアーケード用のブラウン管モニタでテストしているのですよ。一方自宅では液晶モニタとノートPC(勿論液晶)。

しかし、自宅(しかも和室)でAC用ブラウン管モニタを安全に運用するのはかなり無理がある。とすると、昔のPCモニタが可能性高い。アナログRGB21PIN接続できるやつ。だがしかし、これはもうレトロゲーマーにとってはお宝物で、そう簡単に(手ごろな価格で)入手するのはこれまた難しい。

残るは昔の普通のブラウン管テレビなのか……?割とネットオークションでは出回っているけど、「テレビ」として出品されているので、入力端子は何があるのかわからんのです。「写真にあるものが全てです」って書いてあるけど、端子の部分が映ってないんスよ。型番が読み取れればそこから調べることもできるのですが、公式でスペックをいまだに公開してくれている物は少ない。まるで関係のないサイトが引っかかることが多いです。

SONYのWEGAシリーズは液晶だけどアナログで、PSとRGB接続できるようにもなっているそうなのですが、まだ不確定要素が大きすぎて動けない。つい先日も出品されてたうえに私でも手の届く額で落札されていて膝から崩れ落ちそうになりましたが、まだ生きてますよ。

これだけ色々と書いていますが、結局はホットギミックで対戦して「辱め固め」等、彩京(というか、当時のゲーセンのノリ)を楽しみたいだけなんですよね。だって家庭用に移植されてないんだもの。

あ、大江戸ファイト入荷しました。流血Ver.です。DIPスイッチが多すぎて取り扱うのが怖いっすね。ヘタに手を出してエレクトリック静電気で俺の諭吉たちがただの産廃になるんで。

じゃあまたその内更新します。では。

漫画の話をします

急に更新間隔が短くなったことに違和感を覚える方もおられるでしょう。インフルで会社休んで自宅で寝てるだけだから、ブログを書く暇はモリモリあるわけです。

というわけで、『コトノバドライブ』という漫画の話をしたい。作者は『ヨコハマ買い出し紀行』の芦奈野ひとし先生。

主人公は「普通の人には見えないものが見える」ことが昔からある。それらの「ちょっと不思議な体験」を描いた漫画です。

この3巻に主人公が旧来の友人とお酒を飲むエピソードが収録されている。そこに描かれていることを大まかに書くと

主人公は普段はスクーターに乗っているので滅多に酒を飲まないのだが、この日は友人宅に泊まることにし、二人で久しぶりに楽しい酒を飲む。友人は先に寝てしまうのだが……。気が付くと友人が薄紅く光っている。そして自分も。

「はたちになって少しのお酒でもはしゃいでいた頃、私たちは光っていた」

「本当に楽しいお酒を飲むと人は光るものなのかもしれない」

「最近は(主人公を含め)お酒を飲んで光っている人を見ない」

「楽しいお酒を飲む人が減ってしまったのか、自分の感じ方が変わってしまったのか……」

この件が物凄い自分に刺さったんですね。確かに私も光っていない。同じくこの作品を読んでいる某友人も「最近全然光ってない」と言っていました。

もうだいぶ前から「お酒=楽しいもの」という認識ができなくなってしまった。確かに私自身も変わっただろう。年齢的にもそうだし、まあ色々と。

こういう漫画をもっと読めよ!

などと上手いまとめ方ができなかったのでこれで終わりになりますが、こういう漫画を楽しいと思えるうちに読んでおいた方がいいんじゃないかな、と私は思います。全然違う漫画ですが、カバーの宣伝文句に「感性が死ぬ前に読んでください」と書いてあったのを思い出したので。

勿論貸し出しOKだけど、なるべく新品で買ってくれるといいかもね。電子版もあるので、どうかひとつ。