雀ファイター

ご無沙汰ーン(64bit級)。

「自宅でホットギミック(基板)の対戦環境構築」について進捗があったのでこの場を借りてご報告したいと思います。

まず結果のみを書きますと、「2P側はコントロールボックス(ボードマスター)からRGB21PINで出力。AVマルチアダプタ経由でソニー製のWEGA(という名のTV)に繋ぐ。そして1P、2P両方のコントロールボックスの電源を当時に入れたら映った」です。

始めに参考にしたサイト(サミーハウスblog出張所様)では「2P側は電源不要」とあり、1P側の電源のみONにしていました。(「両方電源入れたら基板が壊れるかも……それどころか爆発炎上して全てが終わるかも……」と心配していたので)

↑の状態でも、2P側は映像が出ないだけで、音声やボタン操作はできていたのです。ここでまず一段つまづきました。

通信ハーネスに異常がないか基板屋さんで試していただいたのですが、何も問題はありませんでした。

次に考えたのが「2P側の映像出力、及びモニタの種類」です。

上記の参考にしたサイトに写っている2台のモニタは業務用ブラウン管モニタのように見える。基板屋さんでも同じ。それらにはRGB端子で接続しているようだ、という点。

まずボードマスター用のRGBケーブルを購入。それを2P側にしてフレームマイスター(アプコン)で液晶モニタに接続した……が、ダメ。

「もう業務用ブラウン管モニタを買うしかないのか……。と言ってもそう簡単に買えるものではないし、自宅では置き場や安全管理に問題がある……。レトロPC用のモニタにもRGB接続できる物があるようだが、こちらもそう簡単には……特にお値段的に……」

この辺でもう結構諦めモードでしたね。(二段目)

そんな感じでこちらのサイト(ゲームの王道様の中のこのページ)に出会う。

「アナログ15KHz」「垂直・水平同期」といった単語が気になり、その辺が突破口ではないかと推測。

その中で、現在の自分の手の届く範囲で……と考えた結果、「ソニーのWEGAシリーズ(液晶・サイズ小さめ)」を探してネットオークションを見たところ、そこそこのがあったのでバシッと即決。AVマルチアダプタも即決。(こういう時だけ何故か発揮する決断力を別のことにも使いたいと思った)

そして両方が届いたら仕事帰りで速攻接続(週末でもないのに)。

その結果2P側の映像(WEGA)は「明らかにグニャグニャしているが、知っている画面が確認できた。でもまともにゲームをできるレベルではなかった」

「グニャっている……ということは、同期の問題か?」的なことを専門的知識も無いのに妄想し、検索しまくったらマイコンソフト社の「SELECTY21」という商品を見つける。なんか「垂直・水平同期調整できる」的なことが書いてあり、相当迷いに迷っているうちにAmazonで「残り○点」などという古典的な言葉で頭をやられ、気が付いたら届いてた。

開封!接続!

……こないだよりはゲーム画面に近づきましたが、それでもゲームができる状態ではありませんでした。(三段目)

ここで伏線回収!というか、そんな大した考えではありませんが、コントロールボックス2台同時に電源ON!

……。

そこには全身タイツの暑苦しい男の姿と、まだ5月だというのにクソ暑い日々で頭がかなり残念なことになっているくたびれたメタボリックゲームおじさん(俺)の姿が。

ここから更に畳みかけるように「あれ、これはSELECTY経由しなくてもいいんじゃね?」→試す→経由しなくても普通に映ってました。

まあ相当前から色々試したりしてましたが、「とにかくアレコレやってみないとダメですね。出費はかさみましたが……」といった教訓を身をもって体感しました。

ご報告はこんな感じで良いですかね。

一応注意事項。古い基板はもうタイトルごとに様々な規格があります。そして周辺機器との相性もあります。私はこのやり方で何とかできたっぽいですが、似たような環境でもダメな場合があるかもしれません。そしてネットオークションでの取引は自己責任で。

報告終わり!映画『聲の形』BDを鑑賞してから寝ます。では皆さま良いゲームライフを。

「雀ファイター」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

two × one =