ゲーム基板に手を出すようになってからどのくらいの歳月が流れたか覚えてないくらいですが。
だんだんと「基板も壊れたらそれまでだしな」「しまう場所も難しくなってるしな」「俺も今後どうなっていくかわからんしな」といった弱気に流され、手放してしまう基板も多いです。
「基板」というくらいだから、ほとんどは基板剥きだしなので、管理にも気をつかうのですよ。
でもなんかの気まぐれでST-Vを買ったらちょっと楽しくなってしまった。(※それでもだいぶ前の話です)
ST-Vはサターン互換基板です。ポリゴンにはそんな強くない性能ですが、当時のゲーム界隈はポリゴンが大流行。なので、開発陣が超頑張ってポリゴンのゲームを創ってて、その時の苦労が偲ばれるゲームがとても多い。
「いますげー頑張ってるけど、ポリゴン欠けないか?!大丈夫か?!」「テクスチャ間に合え!頑張れ!」と心の中で応援しながらゲームも楽しめるのです。
マザーボードは壊れやすいと聞いているので戦々恐々としてますが(いま二枚所持)、ソフトはカードリッジ式なので取り回しが楽、というポイントもデカいです。
とはいえ、カードリッジ式のソフトも中身が改造されてたりするのもあるというので注意が必要です。私はできるだけ基板店から買うようにしています。
とまあ回顧おじさんと化してますが、ゲームの進化を体験してこれたのはひとつの財産かな、と。人に寄っては昔のゲームが「手抜き」にしか見えなかったりするらしく、ジェネレーションギャプを感じます。
学校の歴史の授業がつまらない、嫌いだと言う意見はわかりますが、自分が好きな物の歴史を紐解いてみると結構面白かったりもします。気が向いたときに思いを馳せてみるのもいいでしょう。
長くなったので〆。おワニ。