なんでもたまに発揮する瞬発力だけで色々とやってきた。結果、良かったことも悪かったこともある。終わったことをいつまでも気にしてもしょうがないけど、反省材料にはした方がいいと最近思うようになりました。
いや、昔から思ってたよ?!しかし、今日の日記に書くネタに関してだけはそう思わざるを得ない。
コントロールボックスのコンパネ(天板)部分である。一人用・二人用だけでも違うし、レバーとボタンの配置だって違う(「○○配置」なんてのが沢山ある)。さらにその裏側のレバーを取り付ける部分。ここ大事。テストには出ないけど大事。
そこの形状やねじ穴の位置・他のパーツとの隙間によって取り付けられるレバーが違う。
んで、私は移植されてないシューティングをやるために基板道に進んだ。当時から「レバーには色々あるんだぜ?」的は話は聞いていた。
だが、私が購入したのはブラストシティタイプ。サンワ規格の物である。別の会社から出てるコントロールボックスはセイミツ規格の物だった。この二つを比べ、自分が重要視したのは「レバーとボタンの配置がゲーセンと同じ方がいい」と判断し、前者を購入した。
基板屋さんのHP
ここの一番上と二番目の間で揺れ動いた俺。
ここからが長い。そして愚痴っぽくなるので注意!
まず、サンワ静音レバーを取り付けた。このレバー、確かに操作時の音は小さいんだけど、柔らかすぎた。ゲーセンと全然違う。ここから(今はもうコンビニになってしまった)某ゲーセン店長さんと話をしている内に「セイミツレバーも着けられるはずだ」とのアドバイスをいただく。
電気街パーツ屋でセイミツコンパクトタイプレバーを購入!換装!できた!
これはこれで!
人間の欲望は青天井の模様。「ここまできたら、LS-32を着けたい!」という煩悩がまた生まれる。
ここからまた遠回りをする羽目になる。
まず、某オクで出品者が自作したコントロールボックスを購入。さらに、コンシューマ用のアーケードスティックの情報・値段等を吟味し、密林にて注文。レバーとボタンも用意!これらをニコイチにすれば理想のコントロールボックスがこの手に!
この件に関しては失敗に終わる。というか、頓挫する。(長くなりそうなので端折りました)
広大なネットにダイブする日々。そこで気づく。「セイミツ規格のアストロパネルがたまにオクに出品されている。アレを手に入れて今のブラストパネルと交換すればいいんじゃね?だって商品写真にはセイミツレバーがついてるんだもの」
ご都合主義と仰るなかれ。ちょうど一週間ほど前に出品されていた。だがこれが二枚セットなんだなw。他にももっと深く潜れば見つけることができたかもしれないが、アストロでもサンワ仕様のパネルもあるし……。
「こういう時のためにYOUは働いて給料もらってんだYO!」とゲームの神様のお告げがあった。あったんだから仕方がない。戦うこと(落札チキンレース)を決めた。
見つけたときは3500円くらいだったんだけど、当日で倍くらい。そして残り数分!
この時の俺はトランス状態に陥っており、正気を取り戻したときには落札通知が来ていた。仕方ない。
23日に届いた!改造開始!
まず、ブラストに装着してあるパーツを全て外し、天板を分離する。次にアストロもパーツを外しネジ穴の位置を確認……。
正直ね、この時まではドリルも買う決意をしていましたよ。でも心配御無用○○装着?。同じだった!一安心。
しかし所詮「一」安心に過ぎなかった。確かにセイミツ仕様なんだけど、かなり古いタイプの模様。現在パーツ屋さんや基板屋さんで買える「ベース」の形が全然違う!大きさそのものが違う!
これが「パネルのみ」だったらここで詰んでいた。もしくはsevenさんの職場に製作依頼するしかないと思った。
写真を見ていただければおわかりになるでしょうが、ぼろぼろの状態ですがレバーが着いている状態で届いた。このベース、現行レバーに換装できるか……?
で き ま し た
このベースも失われた文明なのかな……。
<参考>セイミツ工業のHPより 。ここのカタログにもこのベースの存在は確認できなかった。
しかし今の俺はそれを4個同時に手に入れた!
あとはレバー装着!ボタンもちゃんと配線の色をメモっておいたので問題なし。
そしてできたのがこちら。
セイミツ仕様のアストロパネル添えコントロールボックス(レバーLS-32-01)でございます。
疲れたは疲れた。腰もさらに痛くなった。でもこれがあれば俺は頑張れる。ガンバリッチ(彩京)だ!
そして思い出す。
「最初からセイミツ仕様のコントロールボックスを買っていれば……」
自分が気にしていた「レバーとボタンの配置が……」なんて、それこそゲーセンによって違うわけだし(電気街Heyとも違うし)。さらに言うなら、セイミツ仕様のコントロールボックスはエアロシティ配置だと思うんですよ。そのシューティング稼働当初、夜な夜な通っていたゲーセンではエアロシティ筐体だったわけで。
時間的にも遠回りだし、金額の面で言ったらもう……涙が止まらない。
まあまあ。コントロールボックスをいじくりまわすことで、こういった物への理解が深まった。途中で「頓挫した」と書いた「コントロールボックス自作」の種にもなるだろう。
初めて買った某社のWindowsマシンがダメダメ過ぎて、逆にトラブルシューティング能力が高まったように。
明日から早速ゲームしてみようと思います。たぶん突然クリアできるようにはならないだろうけど。結局は「中の人の性能」が重要なわけだし。
しかしこれで高熱に浮かされる日々も一段落ついた。NO GAME,NO LIFE。おまいらもたまには遊びに来たまへ。1クレ128円ー。
では!
<おまけ>
落札したパネルには色んなものがついたままでしたが、その中のメカクシキャップの一つにカプコンのロゴが入っていました。大事にとっておこうと思います。あと、レバーボールもヒビが入っていましたね。四個とも。勝手な想像ですが、どこかのゲーセンが閉店して、在庫処理の一環だったのかな……。個人でパネル二枚所有して、四個ともヒビ入るくらいやるのか……?先人たちの魂を受け継ぐ思いで、これからもゲーム頑張ります。他のことは程々でいいです。
終劇