電脳コイルについて(ちょいバレあり)

初めはけいおん!について書こうと思ったんですが、「ニワカにも程があるだろ!いい加減にしろ!」と思われそうなんで自重しときます。でもちょっと書くと、今映画けいおん!を観るのをためらってる人の心にあるのは、俺がまどマギを勧めたときにたぶんみんなが思ったであろう「魔法少女かよ!」ってのと似てると思う。まだ上映してるところは限られちゃってますが、試しに行ってみることをオススメします。

あー、さっそく脱線しますけど、映画三丁目の夕日ってもう三作品目になるんですね・・・。俺としては、「だったらオトナ帝国を三回観ろよ!」と思っちゃいますよね・・・。(これも「えー、クレヨンしんちゃんだろ?」ってのがありますよね・・・)

んじゃ、本題に。

電脳コイルは最初、バンダイチャンネルで全話まとめて買った(レンタル?)んですが、一ヶ月という期間内に最後まで観なかったんですよ。悪い言い方になってしまいますが、「やっぱり子ども向けなのかな?」くらいにしか思わなくて、最後までモチベーションは保てませんでした。

ですが、最後まで観た人の感想を読むと大絶賛なんですよ。んで、ブルーレイ発売前に無料配信をしていたときに続きを観たんですが、後半の怒涛のSF展開がすごかったです・・・。速攻でブルーレイ予約しました。

以前日記に書きましたが、「監督が電脳世界と現実世界をどう捉えているか?どんな答えを提示したのか?」というのがよく咀嚼できてなかったんです。一気に観すぎて。

(ここからちょっとネタバレします)

後半の話で「やはり手で触れて、温かみを感じられるものを信じなさい」みたいな展開になり、「それは07年に創られたアニメとしては『凡』過ぎる答えじゃない?」と感じて、この作品に対する評価が揺らいだんですよね。

「それを確かめるために、今から後半を観る!」予定だったんですが、アマゾンのレビューに僕が抱いているもやもやした気持ちにズバッと答えを出してくれた書き込みがあって。アマゾンのレビューに「参考になった」ボタンを押したのはこれが初めてです。まさに「氷解」ってヤツです。

僕はこれで満足しました。あとは友人に布教するだけです。興味ある方はメールください。BDboxまとめて貸すよ!

余談。

そのレビューなんですが、「33人中16人が参考になったと評価しました」って書いてあって・・・少なすぎない?!というのが正直なところです。

この電脳コイルという作品は「面白いんだけど、地味」なんですよ。最近だとまどマギとかけいおん!みたいに(僕の世代だとエヴァですが)大ヒットして社会現象に!みたいな作品じゃなくて。映像を見ても、まず画面の色使いが地味ですし、いわゆる萌えキャラとかイケメンが何人も出てくるわけでもないですし(その辺の趣向は人それぞれだと思いますが)。某サイトで「そっと評価されるべき」って言われてまして、ホント、この一言に尽きます。「好きな人だけが観て、大切にする」みたいな。

全26話。前半はちょっと退屈かもしれませんが、それは後半の展開への「溜め」みたいなもんだと思って、全話鑑賞してみてください。(迫真)

では久々にPC起動させたんで、広大なネットの世界を堪能してから寝ます。おやすみなさい。

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