「小倉リコホテル事件」詳細(昨日の日記参照)

うん、書き方が悪かったね。これじゃ「小倉リコちゃん(10)をホテルに連れ込んでみだらな行為をした疑いがあり・・・」みたいに思われちゃうよね・・・。

さて、どこから説明したらいいものか。一から書くと長くなるので、途中の部分は省略するかな。

大学時代、講義の一環として九州まで行かなければならなくなった。東京の大学ですけどね。教授がそういうの好きみたいで、半ば伝統と化してたんですよ。(卒業後、他の大学の人に聞いたら「ウチは近所で済ませてました」とのこと) 学生に与えられた選択肢は、北九州コースにするか、南九州コースにするか、東北コースにするか。あとは単位(=資格取得)を諦めるか。それしかなかった。

まあ、地理に詳しい人ならわかると思いますが、この「小倉」は九州の小倉です。僕と同級生の多くは北九州コースを選んだのであった。

この講義という名の小旅行(東京から九州なのだから「小」ではないな)、現地集合・現地解散。僕は同級生N君と「鈍行乗り継いで貧乏旅行をしよう」と盛り上がり、ムーンライトながらで出発、その日は車中泊、二日目は尾道で一泊。んで、三日目にやっと小倉までたどり着いたのであった。

この小倉での宿の手配を任されたのは俺だった。N君曰く「安けりゃどこでもいいよ」とのことだったので、図書館の旅行ガイドで調べて見つけた本当に安いホテルを予約したんだが・・・。

確かに駅からは近い。だけど、なんだかポン引きみたいのがうようよいる場所だった。中に入ると、もうすでにフロントが暗い。節電とか、雰囲気を出すためとかじゃない。暗い。そして小汚い。通された部屋もボロッボロで、換気扇がゴウンゴウンうなり、幽霊とかは信じない性質であるが、本当にそういうのが出そうな感じだった。

程なくして、別手段で小倉に来た同級生から連絡があり、一緒に飯を食った。ついでにそっちのホテルに行ってみたら、明るい!小奇麗!夜景も見える!

「やっぱ高かっただろ?」と聞くと、「いや○○円くらいだよ」と。リコホテルと1500円程度しか変わらなかった。

そしてN君は半切れで「あと1500円でこっちに泊まれるんだったら、1500円くらい出すよ!」

・・・なかなかその小旅行中は気まずかったですね・・・。

というのが、「小倉リコホテル事件」の全容である。こういう経験を踏まえ、昨日のようにちょっと贅沢をしてみるようになったのだ。こうして「今」の為になってるんだから、無駄ではなかったな、と。

このリコホテル、今も営業しているのかはわからないが、この旅行が終わってからネットで調べたら「あそこだけはやめておけ」的な意見ばかりだった。それ以来、旅行するときの宿選びは慎重になりましたよ。

明日はまどマギカフェ行くぜ!映画化決定で大変なことになってるかもしれないが、そしてらQBカレーじゃなくてゴーゴーカレーでも食って帰りますよ。あ、太るな。ヤバイよヤバイよ・・・。

ではまたー。

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