まず、下記サイトの内容を参考に作業しました。ありがとうございました。
http://gxemu.blog67.fc2.com/blog-entry-48.html
https://gamekid2019.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
https://osakablog.info/2021/04/13/%E3%80%903%E3%80%91cps2%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%8D%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8B%E3%80%8C2021%E5%B9%B4%E6%9C%80%E6%96%B0%E7%89%88-%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE/
最初はテトリスから。
セガのロゴが貼ってある箱(通称「羊羹」)を開け、電池を交換します。
電池はこちら。
「CR2032 縦型ラグ端子付き」Amazonで売ってました。
ハーネスをつなぎ、通電したまま作業をします。
参考サイトでは「蓋は簡単に取れた」とありましたが、私の基板のは超固かったです。
工具ボックスで眠っていたオルファのカッターを使い、がりがり削ってやっと開きました。(電池やリード線に当たらないよう注意です)
蓋の裏のテープには強力な粘着力が残っていました。
電源を入れたまま線をカット、電池交換、再半田付け。
電池に付いている端子の形が干渉してしまうので、曲げたり切ったりしながら収納します。
蓋の裏に付いている線は何なのかわかりませんが、取り外す前と同じように半田付けします。
蓋を閉めます(粘着力が強力なので、そのままくっつけます。後日ビニールテープで補強しようと思います)
作業中に画面が乱れるようなことはありませんでしたが、交換作業が終わってからしばらくは画面が映らなくなりました。原因はよくわかりませんが、時間を置いたら無事起動しました。
次はプロギア。四年前に一度交換しています。その時にリード線を継ぎ足しているので、今回の交換は比較的サクッと終わりました。
前回はこちらも通電したまま作業をしたのですが、参考サイトによると電源オフ時でも一時間程度は電池の電力が残っているので電源オフのままでも大丈夫、と書いてあったのでそれに倣います。
蓋を開けます。前の電池を確認。懐かしい。
今回は今後の交換も楽になるよう、ソケット化しました。
千石電商さんで購入した電池ボックス(単三電池サイズ、リード線付き)と塩化チオニルリチウム電池。
「せっかくだから電池は一番高いのを買おう!」と意気込んで買いました。おフランス製の電池でした。(他にも探せば安い電池もあります)
東芝の電池君も四年間お疲れ様です。
半田付け中の写真が残ってませんでした。それだけすぐに終わってしまった。
一部を削ってスペースを作り、蓋を閉めます。
マザーボードにセットして電源オン。無事映りました。
ただ、しばらくは基板内に交換前の電池の電力が残っているので、数時間は放置しないと成功したのかわかりません。
なので翌日(今日)……。
無事起動しました。養生テープに新しい情報を記入しておしまい。テトリスも同様です。
なお、基板をいじるのは完全に自己責任でお願いしますよ。何かあっても責任はとれません。塩化チオニルリチウム電池を探しているときも「充電したら爆発した」なんてコメントを見ましたが、充電式の電池ではありません。通販サイトにも大体書いてありますので。
あと一人称視点で書いてきましたが、作業をしたのは技術を持ってる友人です。私は見てるだけでした。すみません。ご協力感謝です。
作業が終わって思ったことは……。
テトリスの蓋に書いてある「所有 セガ・エンタープライゼス」の文字。これはテトリスが大ブームだったころに、セガがゲーセンにレンタルした基板だったのかな、とちょっと考えました。真相はわかりませんが。
以上で今回のレポートを終わります。ありがとうございました。
おわに