あの日買ったFMの真の実力を僕達はまだ知らない

たまにしか更新しない弊ブログですが、年末なので今年を振り返ってみたい的な感じで。

今年もまあ色々ありましたね。自宅でぶっ倒れたり、それとはまた別件で死にかけたり(しかも通算二回目)。血便も出たし。

↑のことは何とかなってますが、人間も経年劣化していくのでね。仕方ないね。

これらの事より大きかったのが、私がリアルでもネットでも譫言のように繰り返してきた「プロギアの嵐」というゲームとの戦いに決着がついたことですね。冗談抜きに。

「プロギアの嵐」は2001年にアーケード(ゲーセン)でリリースされた弾幕シューティングゲーム。その頃はまだ地元にも複数のゲーセンが営業しており、このゲームも稼働していました。

それで普通に「やってみるかー」位のノリでやってましたね。

アルカディアでゲームシステムの説明を読んだのですが、これがまあさっぱりわからなかったんですわ。ゲームにもチュートリアルなんて無かったですし、インストに書いてあること読んでも「??」でしたね。

それでも「習うより慣れよ」とはよく言ったもので、しばらくやっていく内にちょっとしたコツみたいのがだんだんわかってきて。「ダイヤの指輪を回収してガンナーモード(低速移動・オプションが敵をオートロック攻撃)にしていれば敵の弾も消せて得点になる」といった具合に。

程なくして1周クリアはできるようになってきたんですよ。エブリエクステンドなので、点数稼げば残機は増えていくし。

ただこの「残機が(比較的)簡単に増やせて1周クリアはできる」ってのが曲者だったんですよ。

これは「ふざけんじゃねえよ!」と(今でも)叫びたくなるような2周目の仕様を前提としたものでして。

「2周目もやってみるぞー」からの「2-1開幕で為す術もなくひたすら死んでゲームオーバー」で心は折れてました。

アルカディア読んでもどうしていいかさっぱりわかりませんでしたね。アルカディアの号が進む(時間が経つ)度に扱いは小さくなっていくし……。2周目の方が難しいんだからより攻略記事に力を入れてほしいとこですが、そうしている間にもどんどん新作ゲームがリリースされていき、どうしたって新しいゲームの方にページは割かれていくわけですよ。(これはwebで攻略情報がまとめられ、それが残されるようになるまで、ゲーム雑誌の攻略記事では「あるある」でした)

地元のゲーセンも筐体が壊れたり、プロギアも新作シューティングと入れ替わり、最終的にはゲーセン自体が火災で跡形もなくなったしなー。

それでもプロギアは他のゲーセンで割と生き残っていたのですよ。秋葉原でもHeyは勿論のこと、他のゲーセンも、地元からちょっと出た所にも。(Cボタンが設定されてないようなゲーセンでも残ってたり)

んでこのゲームは現在に至るまでコンシューマに移植されていません。権利の問題とかなんとか色々言われていますが、その辺はよくわからんです。

結果私は「基板を買う」ことを選択。基板予備知識なんもないのに。本当にプロギアの基板だけ買いました。コントロールボックスどころか、マザーボードすら所有していないのに。(この辺は自宅基板を始めるにあたり、勇気を出して基板屋さんでアドバイスを請うたのですが、基板屋さんも「先に基板だけ買ってしまう客」をあまり想定していなかったようでなかなか話が咬みあわず説明するのが大変でした)

ここまで一気に書いてきてもう疲れてしまいました。

基板(ウン万円)・コントロールボックス(ウン万円)・ゲーム用低遅延PC液晶モニタ(ウン万円)・モニタアーム(ウン万円。最終的には縦置きできた方が夢が広がる理論)・低遅延アップスキャンコンバータ(ウン万円)

これらを時間をかけ、ちょっとずつ揃えていきました。

これらのすべての環境が自宅に整ったのはいつだったか忘れました。このブログをたどっていけばたぶん事細かに書いてあるでしょうけど、面倒なので略。

何かこれを書いているだけで疲れてきました。こんなに書かなくても良かったか。ていうか、全然「今年」じゃねーな、これ。

最終的には前回のエントリに書いたように、「1クレ2周ALL+データで録画」を達成しました。2001年のゲームを、やっと。(この間ずっとやってたわけじゃないですが)

いやー、自分では「ライフワーク」だとうそぶいていましたが、ほとんど何かに憑りつかれているような日々でした。夢の中でもゲームしてたよ。いやいやマジで。

ゲーム界隈でもあんまり「才能」とか「自分の限界」とか軽々しく使うもんじゃないという風潮もあり、そこに関して自分のことを書くのは避けますが。

疲れた。マジで。でもその分達成感はあったよ。それだけ他のことを犠牲にしてきたわけだけど。(ハガレンで言うところの「等価交換」ですな)

ここから更に「ゲームは歳をとってからでもできる」と言う主張に対して一席をぶとうと思いましたが、今日はもうそんな力は残されていません。何故なら昨晩からTV版ガルパンを課金して完走してしまったからです。面白いですよ。(ガルパンについても一席ぶつ予定でしたが、止めておきます)

なお、今回のタイトルに含まれる「FM」とは「フレームマイスター」というアップスキャンコンバータの事です。プロギア攻略戦を共に戦った仲間ですが、まだまだ知らない機能がたくさんある模様でございます。あと何形態分の変化が残されているか、底が知れません。

というわけで、この記念写真をもって今年の更新を終えたいと思います。良いお年を。

(※ホットギミック対戦環境も無事構築できました。対戦しようぜ!)

–おワニ–

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「あの日買ったFMの真の実力を僕達はまだ知らない」への1件のフィードバック

  1. 本文がダブっていたので片方を削除しました。文字化けしてた部分も直しました。年越しまでに気づいて良かったです。

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