ハイパースーパーカブ

 『カブのイサキ』5巻を(やっと)読みました。

地面が何故か10倍になってしまった世界が舞台。そこで生きる人々の脚となるのは飛行機です。タイトルの「カブ」は飛行機の名前ね。

この巻で富士山編は終わりですね。富士山も10倍になってるので、結構な大冒険になってましたw。

この中で「スッ」と描かれてる数ページに魂を持っていかれました。この作者の代表作である『ヨコハマ買い出し紀行』を超える可能性を存分に感じさせてくれる数ページでした。

まだ完結してないのでこれからどんな展開になるのかはわかりませんが、「買いです!」と声を大にして言いたい。

まずは『ヨコハマ買い出し紀行』を読破しよう!初版コミックは最終巻の発行部数が少なくてプレミアがついてたらしいですが、新装版が出てるので普通に買えるはずです!(私の職場には置いてないんですよね・・・)

金土日と遅番でフォーン屋にいます。ここもこれからどうなるか雲行きが怪しいですが、もう少し付き合うつもりです。いろんな所の「終わり」を看取ってきましたからね・・・。つーか、俺が「歩く死亡フラグ」なだけかw?

ではまた。

ガンニョムおじさん曰く

おっちゃん、柄にもなく真面目なこと書くぞ。

いろいろ大変な事件や出来事が多く。「世も末だ」みたいな感じになってますが。

たぶん昔からそういうのはあったと思いますよ。戦争があったりとか。痛ましい事件があったりとか。今、歴史の授業で習って、「当時はそうだったんだー」くらいにしか思わないでしょうが、やっぱそのとき生きてた人にとってはすべての価値観が変わってしまうくらいのもんだったんじゃないかと。

僕は大学まで行ったくせにそんな真面目に勉強しなかったボンクラ学生でしたが、多少は本を読んだりとかしましたし。

確か『三四郎』(夏目漱石)だったと思うんですが、「この国は滅びるね」というセリフがあったかと。『こころ』では、先生の遺書に「明治の精神(魂かな?)に殉じる」とありました(明治天皇の崩御、乃木大将の殉死からの)。

んー、こんなこと書いたきっかけが、街を歩いていたらいい歳したオッサン(おじいちゃんに近い)が平気で植え込みにゴミ放り投げてるところを見たとか。地元ゲーセンの客層の荒れ方とか。

そんな小規模なことから超展開にもほとがあるんですが、たまには真面目ことも書きたくなってしまったので。

昔読んでたブログ(web日記ですね)に「いい歳した大人が古典文学なんて読んでカッコつけんなよ。逆にみっともないよ」とか書いてあって、それきりその人の日記読むの止めました。

そういうのって、学校の授業で取り上げられることが多いじゃないですか。たいていテストとかに直結するので、それで読むのヤダ、ってなる人が多いみたいですが、たまにはいいと思いますよ。

著作権きれてるのが多いんで、文庫本なら300円くらいかな。

まあ、久しぶりにボケとか照れ隠しなしで終わりそうですね。それもまた良し。

今さっき家族と一悶着あったばかりなのでそう簡単に寝付けそうにないですが、ラジオでも聞きながら眠気がくるのを待ちます。

ではおやすみなさい。