あすなろうとKINACO【その2】

(前回の続き)
近鉄(近畿日本鉄道)及び関連会社に経済貢献をしつつ新今宮に到着。
ここからはゲーセン巡りということで、まずは「かすが娯楽場」へ。













昔ながらのゲームセンターの雰囲気。
狭めの店内にビデオゲーム、メダルゲーム、若干の体感ゲームとクレーンゲーム。
メダルゲームコーナーを見るとボーナススピンジョーカーズワイルドがやけに多い印象。 sigma台の稼働がダントツに多く、客層も新世界って感じがします。(あのおっちゃん、いつ来てもあの台に座っていそう)
全体で4割くらいは稼働しており、結構繁盛している印象です。

マリンブルーのメカスロが気になったので、メダル150枚(500円)だけ借りて勝負。
フリーゲームhit等、盛り上がり無く終了。
一番左のリールがヘタッていて、上記画像のようにずれて停止します。(上記画像では海老が真ん中のリールに止っていますが、バウンド気味に上段にずれました。)

メダル価格は
500円 150枚
1000円 300枚
2000円 600枚
3000円 1000枚+メダルガチャ1回
3500円 1200枚+メダルガチャ2回
5000円 2200枚+メダルガチャ2回

レトロアーケードもそこそこ設置あり、ペンゴをやったらあっという間に終了。
残機2機の鬼畜設定で、若干店に対する印象が悪くなりました(笑)

この後の2軒は日本橋電気街なので新世界の様子を見ながらのんびり徒歩移動。













タイトーステーション日本橋店へ。
フロア案内を見ますとプライズ、アーケードゲーム、音ゲーのラインナップでメダルはなし。 英語表記がメインになっているのを見ると感染症流行前は外国人観光客で賑わっていたんだろうなぁと推測できます。

こちらの目玉は3階にあります「電車でGO」コーナーです。













最新の電車でGOは大型筐体3台、コンパクト筐体1台の4台体制。
さらに歴代の電車でGOが「がんばれ運転士」を含めて全て設置。
キッズ向けの電車でGOは初めて見ました。

3台あるのを活用して「1時間1200円で遊び放題」の設定もありました。
過去の作品は梅田駅地下の梅三小路店にあったのですが、工事に伴い閉店となったため、こちらに移籍してきたようです。

「がんばれ運転士」の伊予鉄道を久々に運転。 小岩レジャーランドでやった記憶がありますが、多分20年ぶりくらい。
PC版を持っていて時々遊びますが、やっぱり大型筐体でのプレイは良い物です。
最新版も記念に1回遊び、旧バージョン台を数回遊んで退店。













子供向けの記念撮影用に制帽制服が設置。
さらに定期的に来店する客へのサービスとしてタイムカードが設置されているのがおもしろい。

タイトーから4分ほど歩いて一本裏路地に入った場所に本日の主目的店舗があります。

右側の入口がゲームセンターです。















海外レトロアーケードゲーム専門店「KINACO」です。
公式Twitter:https://twitter.com/kinacogames
上田ニャライズ同様、ゲーセンらしくない外観でございます。

詳細はゲーム文化保存研究所の記事を参照ください。


1980年~1990年頃のアタリ社・ウィリアムス社アップライト筐体がずらりと並んでいます。 知っているゲームは「ペーパーボーイ」「マーブルマッドネス」「ミサイルコマンド」くらい。
ミサイルコマンドは30年ほど前、浅草ゲーム博物館でやってよくわからずすぐゲームオーバーになった記憶。
ペーパーボーイとマーブルマッドネスはメガドライブ版で存在を知っていました。
マーブルマッドネスは確か、秋葉原のメッセサンオーでジェネシス版(メガドライブ海外版)を購入して結構やった記憶があります。
 パッドでやるとそんな難しくないのですが、アーケード版はトラックボールで結構強く回さないと動かない仕様となっています。 かなり難しい。
 4回ほどやりましたが3面がクリアできず。 音量大きめのBGMが最高。

 ペーパーボーイは自転車のハンドルが付いている筐体で操作が難しいし初見難易度が高すぎて即終了。
 契約世帯のポストに新聞を投げ込んで配達するゲームなのですが、未契約世帯の窓ガラスに新聞をぶつけて割る方が点数が高いというバカゲー仕様になっています。


一番の目的はこちら。

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ドライブシミュレーターゲームの「レースドライビン」です。
昔、前作のハードドライビンをメガドライブで遊び倒したのですが、アーケード筐体は当時から希少でした。
ハードドライビンは亀戸のSEGA(遙か昔に閉店済)にあって一回だけやったような。
1PLAY200円だったので、当時の財力では易々と遊べる物ではありませんでした。

懐かしくて面白くて1000円ほど遊びました。 インスタントリプレーが最高。
ちなみに上記写真の左側扉がトイレへの入り口となっており、店内の狭さを物語っています。

KINACOの存在は前から知っておりましたが、あすなろう鉄道訪問に当たり調べていたら、建物老朽化に伴い5月末で立ち退きとの情報があり、今回訪問しました。
店長さんにお話を聞いたら以降の営業は未定とのこと(場所を探しているが、どこも家賃が高いとのこと)

貴重なレトロゲームを堪能できて満足。
締めは2年前に訪問した「ザリガニ」へ。
公式Twitter:https://twitter.com/RETROZARIGANI


店頭には「志村けんのルーレットマン」。 見かけるとつい100円投入してしまう。
そして全く当たらない。
「森のくまさんクレーン」は西尾で見かけたカニさんクレーンのキャラ違い版かな。

店内の様子













1階は大型筐体ものが池袋DENの如く詰め込み配置。
2階がシューティングフロアで3階が格闘ゲーム+レトロゲーム。
シューティングゲームは1台に2ゲームが入っていてセレクトスイッチで切り替える台が多数。
3階でいっき、ルナレスキュー、バーチャファイター2.1、ボスコニアン等で遊ぶ。
前回訪問時もそうでしたが、この店客少ないんですよね。
この日も3フロアで5人程度しか客いませんでした。
この店の原資はどこから出ているのか気になります。
貴重なアフターバーナークレイドル筐体が1台から3台に増えていてびっくりしました。

退店したら日も沈み、通天閣が赤くライトアップされていました。

















どうやら赤色に点灯するのは珍しいようで、通行人が皆珍しそうに写真を撮っていました。 お酒好きな人なら新世界でちょっと一杯となるのでしょうが、私はそんなに好きではないのでそのまま動物園前駅に向かい御堂筋線乗車。

ザリガニにやりたいゲームがあまりなかったので、30分ほど前倒しとなったので御堂筋線車内で新幹線予約変更。
新大阪到着10分後ののぞみ号に変更したので大分早く帰ることができました。
本当便利な世の中です。
帰りの新幹線は博多始発ののぞみ号で15号車に乗車しましたが、A列の窓際が若干空いている程度の混雑でした。


新世界の街中はやはり外国人がいない分前回(2019年6月)と比較して半分くらいの人出でした。
ゲームセンターは混雑していましたし、将棋クラブは超満員。
飲み屋も地元固定客向けの小規模な店はどこも混雑していました。

転じて観光客ターゲットの大規模で綺麗なお店は軒並み閑古鳥でした。
この状況は浅草と変わりませんな。




その他もろもろ

100人目の鉄道むすめ「追分あすな」グッズと「しまかぜ」記念乗車証。
そして近鉄特急名物おしぼり。













しまかぜのおしぼりは東海道新幹線グリーン車で配布されるものと同等品。


よつかいち子グッズ、四日市の印鑑屋でしか売っていないレアアイテムです。
背中のリュックに工場の煙突を模した赤白の筒が刺さっているのが四日市っぽい。

ひのとりのコーヒーカップはオリジナルデザインを採用。 車両カラーに合わせた赤色のカップでこだわりを感じます。


御動画で御座います。
ゲーム動画
1.見所のないマリンブルー(メカスロ)リールがずれて当たりが頻発した部分をより抜き。
2.レースドライビン インスタントリプレー最高。
3.スターウォーズ 1984年製でこの動きはすごい。
4.サントラBGMがいつでも再生できるボスコニアン
片手で撮影しながらプレイとか無理なので、参考資料程度。


電車動画
1.近鉄クラクションとビスタEX
2.6両に豪華座席と個室とカフェテリアが詰め込まれたしまかぜ
3.あすなろう鉄道追分駅出発シーン。 小さな車体とやたらでかいパンタグラフが印象的。
4.ひのとり車内から近鉄一利用客の少ない「西青山駅」通過シーン。
駅の前後はトンネルで、回りは森林のいわゆる「秘境駅」ですが、よく見ると駅の階段を上がってくる乗客が映っていますが、これは激レアな事象と思われます(笑)


この日も好天で気温も過ごしやすく色々楽しめた最高の一日でした。
かすが遊技場のグッズを買い忘れたのが心残りですが、大変楽しめました。


次回は長岡のテクノポリスに行こうかとか、「だも豊」の3巻が7月に出るので豊橋にまた行こうかなとか色々考えています。同行者募集中!

あすなろうとKINACO【その1】

4月10日(土)は予定どおり鉄道むすめ「追分あすな」のグッズを買いに行ってきました。 ただ往復するだけではつまらないので多少寄り道をして来ました。

東京駅8:30発の博多行きのぞみ号を予約していましたが、8:12に東京駅に到着したので、一本前8:21発の新大阪行きのぞみ号に変更。
車内は前日夜時点でE列が埋まる程度の混雑で、乗ってみると窓際が全部埋まっている程度。 臨時便無しの土曜日午前でこの乗車率は厳しいと思いますが、乗客としては空いていて快適。
名古屋9:56着、5分ほど歩いて近鉄名古屋駅へ。


予定より13分早く到着したので時間に余裕あり。
特急ホームで待っていると次々と特急が到着。
車両はバラエティ豊かで車内設備も豪華ですねぇ。

今日乗る電車はこちら。


観光特急「しまかぜ」に空席があったので四日市までの一駅間27分だけですが、折角なので乗車してみました!
乗車した6号車はハイデッカーの3列シート(全車3列シートです)
特急料金520円+しまかぜ料金740円。 デッキも天井がガラスで明るく開放的。
ほぼ満席の車内は皆楽しそうで車内販売が来ると1200円位する弁当が飛ぶように売れていました。
豪華な座席に座ってその様子を眺めているだけで幸せな気分になれました。
近鉄四日市で降りる同志は見当たりませんでしたが、四日市からの乗客は5名くらいいたので、四日市から満席なのかな。

近鉄四日市からあすなろう四日市駅へ8分で乗換え。






















先日伊豆長岡にて改札混雑のせいで4分乗換えに失敗したというのに、8分乗換えという行程を組んでしまう学習能力のなさw

乗換えは徒歩3分少々で窓口にて鉄道むすめ「追分あすな」の記念乗車券、クリアファイル、キーホルダーを購入。計2300円也。
発車2分前に電車に乗れました。













記念乗車券が「あすなろう四日市から追分駅」の往復分であるため、終点の内部(うつべ)までは乗らず、追分駅で下車。

さっそく車内の行き先表示モニターにキャラが表示されています。
2年前に乗車した桑名から出ている北勢線と同様、ナローゲージの小型車両が走っています。
車内はリニューアルされていて、バスのような一人がけの座席が2列ならんでいます。
冷房装置もついており、古い車両ですが綺麗にリニューアルされていました。
土曜日午後だと利用者がほぼ学生というのがよくあるパターンですが、この路線は地元の高齢者と思われる方の乗車が多い印象。

上記写真にも写っていますが、店内飲食可能な「おにぎりの桃太郎」という店がありますので、次の電車までの26分を利用して、こちらで昼食としました。

きつねうどん(446円)+しぐれおにぎり(156円)+レンコンいなり(98円)

上記組み合わせでちょうど700円(税込)
「しぐれ」は桑名名物あさりのしぐれ煮ということで、「東海地方ならでは感」を味わいました。
見た目はチープですが、美味でした。
セルフサービスのお茶の存在に気づかなかったのですが、手の空いた店員さんがお茶を配膳してくれたのが好印象。
食事中ひっきりなしに来客がありましたが、全員テイクアウトでした。
だから容器が使い捨てなのね。

追分からさっき乗車した車両に再度乗車して四日市へ。
帰りは電動車に乗車して吊り掛けモーター音を堪能。


時間に余裕があるので、ここで駅構内を撮影。
「追分あすな」の等身大ポップが設置されていました。 グッズ売り場は鉄道むすめグッズが目立つところにあり、力を入れているように思えます。
記念乗車券の案内はどこにもありませんでしたが、私が購入した時点で300枚中200枚が販売ということで、早めに来て良かったなぁと思いました。

ここからはちょっと寄り道をして、JR四日市駅へ徒歩で向かいます。
距離はだいたい京成小岩からJR小岩駅と同じくらいです。

どの道路も片側3車線の立派な道路でびっくりしました。 上記写真の道路は両側歩道と中央分離帯に桜がいっぱい植えられており、満開のタイミングにきたら見応えありそうです。
個人的には葉っぱと桜の花びらが混じっている方がレア度が高くて好きです。

寄り道したのは「太古堂」という印鑑屋さん。

萌タグとキーホルダーを購入。















何故見知らぬ土地で印鑑屋に寄ったかというと、ここでは「四日市市非公認萌キャラ、よつかいち子」のグッズが売られているのです。

ばいのんがちょっとだけ先輩。





















萌タグはbayonでも売られていたやつです。 bayonではメダル500枚付きで3000円で購入しましたが、よつかいち子のは1000円でした。
ナンバー27となっていますが、全種類の情報が全くない、入手困難なグッズと言えます。 倉敷のゲームセンターでも発売しているようです。

スタンプも購入したかったのですが、売り切れということで断念。
お店からは5分ほど歩いて四日市駅に到着。
巷で話題になっているホワイトボード漫画を拝見。

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40回も続いているなんてすごい!
内容もギャグをちりばめながら、乗車券の買い方など基本的なことが親切に説明されています。

四日市から津まで移動。
伊勢鉄道利用の方が10分ほど早く着くのですが、乗継ぎ列車が変わらないことと、コロプラで亀山地域を登録したかったので、関西本線亀山→紀勢本線乗換えで津へ移動するルートにしました。













日中は亀山方面1時間に1本、列車は2両編成ということで、駅周辺の閑散具合と裏腹に電車は日中時間帯でも立ち客が出るほどの混雑。
紀勢本線はガラガラでしたが(笑)

津で近鉄に乗換えまして、ここからは「ひのとり」に乗ります。
しまかぜと同様一駅だけの乗車ですが、こちらは大阪鶴橋までノンストップです。













6両編成で両先頭車が「デラックスシート」。 こちらは新幹線グランクラス級の豪華座席、ハイデッカー車両なのですが、予約時点でかなりの乗車率でしたので、ガラガラあのレギュラーシートにしました。

レギュラーシートとはいえ、設備はJRの4列グリーン車と同レベルです。
フットレストが付いているので靴を脱ぐことができるし、バックシェルが付いていてフルリクライニングしても後ろの客に一切干渉しない素晴らしい仕様。

そしてプレミアムシートとの境界となるデッキにはカフェコーナーがあります。
挽き立てコーヒーの自販機とお菓子・グッズを売られている自販機があります。
コーヒーを買って飲みましたが、挽き立てだけあって美味しかったです。

イベント・観光列車以外の車内販売は絶滅傾向ですが、この販売形態はとても良いと思います。 乗客は任意のタイミングで買うことができるし、人件費かからない分価格設定も低くできます。
この方式は今後の主流になってほしいと思いました。

津から鶴橋までは76分で到着。 車内は超快適だし、関東平野の変わらない風景と異なり、特に名張~大和朝倉付近の北側は市街地と長閑(のどか)な田園風景が交互にやってくる感じで飽きることがありません。
また、電車が高いところを走っていることもあり良い風景が楽しめました。

目的地が難波、鶴橋方面だったら名古屋から近鉄特急は選択肢として充分ありだと思いました。

鶴橋からは環状線で新今宮に出ました。

好天の「あべのハルカス」を激写。















近鉄の日本橋で下車した方が近かったのですが、鶴橋と新今宮の発車メロディが聴きたくて、環状線経由にしました。→クリックで再生
鶴橋の「ヨーデル食べ放題」は焼き肉屋が多いから、新今宮の「新世界から」は新世界にちなんでと理由があるのです。

この後は4時間ほどゲーセン巡りをしたのですが、長くなりましたので記事を分割いたします。

(次回に続く)

マンヴォー

東京都の新規陽性者555人キタ━━━(゚∀゚)━━━!!(一日遅れの反応)
キリの良い数字に反応してしまうのは仕様。
ジャグラーユーザーが激しく反応する数字。

東京都もフリップ芸人が仕事してるアピールのため「うんち(まん延防止重点措置)」発令とのこと。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/96622
特別区と八王子、立川、武蔵野、調布、府中、町田が対象とのこと。
武蔵野市と町田市は駅近くに対象外地域との市・県境があるので、飲食店は明暗くっきりになりそうな予感です。
三鷹駅の北口は武蔵野市、南口は三鷹市です。
町田駅は有名なので割愛。
フリップ芸人があわてて三鷹市も対象にしたり、ブラックロック氏を脅してに要請して相模原市を対象にしたりする流れかな(笑)


とりあえず埼玉県が対象外ならbayon帰りに食事できるから問題なし。(個人の感想です)

「そろそろbayon行きたいなー」と書いておきますw
(皆様ご多忙でなかなか行けない状況。)


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