碓氷峠(下り)

11月17日(日)は予定通り、ローカル鉄道グッズ販売会が開催される「碓氷峠鉄道文化むら」に出かけてきました。(最寄り駅;信越本線横川駅)
往路は浅草線、銀座線と乗継ぎ上野11:10発のあさま号に乗車。
モバイルSuica特急券の指定席が自由席より安いので指定を取りましたが、見事に満席。
自由席の方が空いている疑惑あり。

新幹線車内より撮影。 良い天気。

午後から曇りの予報でしたが、好天でした。
目的地は横川ですが、長野県境を越え軽井沢まで乗車。

軽井沢駅から横川駅行の「碓氷峠越え」のバスが出ているのでこちらで横川駅に向かいます。

時刻・運賃表

バスは定期便7往復+臨時便1往復。
そして本日乗車したバスは貴重な旧道経由のバスでした。

乗車まで30分ほどあったので待ち時間にGooglemapでルート確認したところ、進行方向左手が崖なので、右側に着席。
頭文字Dで有名らしい、中山道を大型バスで走り抜けます。
終始紅葉風景が素晴らしかったです。

渋滞はなかったものの交通量が多くすれ違い、後続車先行のため停車することが多く、途中の熊ノ平やめがね橋での下車客が多く、横川駅には5分ほど遅れて到着。



乗ってきた大型バス。ドリフトはしませんでした。


昼食にしたいところですが、まずはグッズ購入のため、文化むらに入場。

入場料 中学生以上は500円

構内には当時碓氷峠で活躍した特急車両、電気機関車などが多数静態保存されていました。 一部の機関車は動態保存されているとか。

資料館を覗いたら、歴代の電車でGOシリーズが動態保存されていました。

メンテナンス状況が気になる。


物販ブースに到着。

一番左の峠の釜めしを売っているお姉さんのイラストは期間限定で「峠の釜めし」の掛け紙に使われているとのこと。(この日はすでに売切れ)
限定掛け紙の釜めしは1200円と120円ほど割高で、その額が文化むらの維持管理費に充てられる絡繰りのようです。


阿武隈急行・上田電鉄支援のクリアファイル、広電のカレンダー等購入。
そしてMATSUDA98先生の特設ブースに行きましたが、支援グッズ(買うと必要経費を差し引いた全額が寄付に回る)は全て売切れ。
(Twitterによると、午前11時には売切れた模様)

募金をするともらえるステッカーは残っていたので、募金してステッカー3枚ほど受領。 そしてクリアファイル購入時にもらったカードにサインをいただきました。 「乾きにくいインクのペンなのでしばらく触らないようにしてくださいね。」と言われたのに触ってしまい滲んでしまう罠(爆死)

カードは2枚もらっていたので事情を話してもう一枚サインをお願いしたら快く笑顔で引き受けてくれました。 
素晴らしい対応ありがとうございました。

文化むらは結構広く、子供向けのアトラクションが多めですが、碓氷峠の歴史的展示物が多数あり、静態保存の機関車などは中に入ることができるものが多く、楽しめました。

帰り乗車予定電車の1時間前になったところで街道沿いにある荻野屋へ。

横川駅前の荻野屋は小さめで、立地上利用客が多く混雑気味ですが、こちらはそば・うどんなどもあり、店も広いので紅葉の時期で人は多いのですが、ゆっくり食事ができました。(横川駅から徒歩5分程度)

峠の釜めし小そばセット1410円を購入。
釜めしが1080円なので小そばは実質330円と「観光地価格」ではありますが、そば粉多めのおいしいそばでした。
釜めしも出来たてなのが良い! 過去に1回食べたのは高崎駅で買った冷めたものだったので感動しました。
冷めていても美味しいのですが、出来たては格別。
空き容器は持ち帰り可能ですが、前回購入時に数年の放置期間を経て廃棄した経緯があるので、店に返却しましたw

併設のお土産屋も規模が大きい。 適当にお菓子など購入。
横川駅から高崎行普通列車に乗車。(昼間は1時間に1本)

横川駅はホームが3番線まである広大な駅ですが、今は1番線しかほとんど使っていないようです。 駅周辺施設には人が一杯いましたが、車来訪がメインのようで、電車は横川駅発車時点で車両に10人程度と寂しい感じ。

ここの駅で機関車を連結、解結を繰り返し、その間に釜めしがバンバン売れて、碓氷峠に向かって機関車が電車を牽引していく。
現役時代にこの区間に乗ったことがないため、そんな場面が20年ほど前まで日常的に行われていたというのが信じられません。

31分で高崎駅到着。 一旦下車して大宮までの分割乗車券で再度入場。
帰りは高崎線でと思いましたが、普通列車のグリーン車は慢性的に混雑しているし、かといって普通車に2時間弱乗るのは辛い。
新幹線は速いけど、日曜夕方なので上りは混雑必至。

というわけで、快適性とそこそこの早さを求めて大宮まで「草津号のグリーン車」に乗車しました。
ほぼ満席でも、3列シート1人掛けの座席は超快適。

大宮からは東武野田線に乗換。
乗ってきた急行柏行きが急病人発生で遅れて混雑してきたので、岩槻で接続の後発普通列車に乗り換え。(春日部での伊勢崎線接続列車は変わらない。)

春日部からは東武伊勢崎線に乗車して帰宅。
本日は完全な一筆書き経路が完成しました。



“碓氷峠(下り)” の続きを読む

長野・上田

先日掲載した「ニャライズ」の訪問および上田電鉄の支援を目的に11月3日に長野、上田に出かけてきました。

まずは上野から東北線の列車で大宮まで移動。
大宮から暫定ダイヤで運転中の北陸新幹線「かがやき」で長野へ。
長野に行くときは大宮から乗ると900円くらい特急料金安くなります。

善光寺口からバスに乗車して善光寺へ向かう。
バスで「善光寺最寄り」と案内されている善光寺大門バス停からだと登り坂で徒歩10分くらいかかります。
なので2個先の「善光寺北バス停」(善光寺の裏手)まで行こうと思ったらこれが失敗。
途中から善光寺目当ての乗用車の渋滞に巻き込まれ、所要時間3分のところ、25分かかりました。

善光寺北バス停付近。 信号の向こう側は駐車場待ちの渋滞。



時間はかかりましたが、北側は人もまばらでゆったりしていました。
本堂までの道は紅葉が綺麗でした。



本堂に出たらすごい人でした。
3連休中日、紅葉ピーク、七五三のピークということで、大変な賑わいでした。

おみくじは「大吉」でした。 KABUKIならフリーゲーム確定(笑)



人だらけの善光寺を後にして、長野電鉄権堂駅方面に向かいます。

道中珍しいゼブラ板付きの信号機がありました。
元々は照度が低い信号の視認性を高めるためにつけているようですが、ここの信号機はLED化されていてミスマッチな感じ。

目的地である「権堂駅前のイトーヨーカドー」に到着。
セブン&アイのロゴが一切なく、懐かしい雰囲気です。

早速地下のフードコートに向かいます。 ここには「こすげ亭」という善光寺門前に店を構えているそば屋が出店しているのです。
善光寺周辺は混雑が激しいので、空いていることを期待してここに来ました。

そばは値段相応ですが、生そばを茹でているのでなかなかのうまさ。
天ぷらはカボチャ、ピーマン、エビの3種が揚げたてあつあつで美味。
これでトータル700円は激安かと。 座席も4人掛けの座席に一人で遠慮無く座れる程度の混雑で狙いどおりゆっくり食事できました。

後で知りましたが、こちらのヨーカドーは2020年に閉店が決まったそうです。

食後、地下直結の長野電鉄権堂駅へ。

権堂駅構内写真。

黒字に黄色文字の案内看板が懐かしい。
東京の私鉄も昔はどこもこういうデザインだったねぇ。

ここから長野まで2駅4分だけ乗車。 ラッピング電車が来ることを祈る。

やはり短区間利用では遭遇はできません。 車内扉はゲゲゲの人生展広告。



長野駅ホーム。 ラッピング電車はいませんでした。

長野駅には珍しく特急が2編成止まっていました。
早めに並べば100円(自由席)で展望席に座れます。運賃高いけどね。



長野から上田まで北陸新幹線で移動。
別所電鉄の上田駅でマイレールチケット及びクリアファイル等を購入。
トータル14kほど売上に寄与。

ここから上田城址公園を経由してニャライズに向かいましたが、その前に台風で被害の大きかった千曲川の様子を見てきました。



北側土手の道路は被害無く通行可能。 しかし対岸側の土手はえぐられ、崩落。
この近辺は決壊は免れたようですが、別所線の鉄橋が落下する被害が出ました。

クリックで拡大

この写真の左側に見えるは緊急投入されたテトラポット。
これが決壊を防いだのかもしれません。



土手上の踏切から撮影。

この角度から見ると衝撃的です。
この状態で電車が突っ込んだら大惨事になるので、台風の時は電車が止まるわけです。



これも衝撃的。 ガードレールの曲がり方が濁流の凄まじさを物語っています。

この付近をGooglemapで参照すると、河川敷には木がいっぱいあって、鉄橋が見えないくらいなのですが、全て流されてしまったようです。
自然災害の恐ろしさを目の当たりに見て、平穏な日常生活を送れていることの尊さを再認識。



ここから目的地のニャライズまでは徒歩で20分少々ですが、途中に上田城址公園があるので寄り道しつつ向かいます。

こちらも紅葉が見頃でした。 晴天だと色が映えるのですが、この日は薄日がときおり差すものの残念ながら曇り空。



この後は先日公開した「ニャライズ」に向かい、2時間ほど滞在。
楽しいひとときを過ごした後、上田名物の焼きそばを食べようと日昌亭に向かいました。


日昌亭ですが、誰も並んでいないので入店したところ店内の待機スペースに15人ほど待ち客が(゜д゜)
5分ほど待ちましたが、明らかに回転が悪いので、新幹線まで後60分となったところで無念の退店。

上田駅まで移動して、帰りのきっぷを受け取り、駅近くの馬肉うどんの老舗「中村屋」で夕食としました。

天丼セット1000円(うどん単品は620円)

店内は半分くらい席が埋まる程度の混雑でしたが、注文したら3分くらいで出てきました、早い!
うどんは馬肉を煮込んでだしを取って、その肉をのせているとのこと。
うどんが柔々でおいしかった。
天丼の天ぷらは揚げたてではないですが、サクサクしていて美味しかった。
漬け物も自家製で手抜き感がなく好感が持てます。
冷や奴の薬味が辛子なのはこの地方の特色なのかな。


19時20分発のあさま号で帰京。
予約時点で普通車と10%引きのグリーン車しか空いていなかったので、グリーン車にしました。 満席だったのに私の隣席だけ客が来ない(直前キャンセルかな)という幸運に恵まれました。

“長野・上田” の続きを読む