静岡県葵区縦断

2019年12月5日(木)天気が良かったので「鉄道むすめスタンプラリーのラスボス」と言われている大井川鐵道井川駅に行ってきました。

東海道新幹線の富士川橋梁から富士山を撮影。

天気よし! 富士山もくっきり見えます。


往路は静岡までこだま号(早特グリーン車)を利用。
ひかり号と比較して所要時間+23分ですが、快適さ重視。
前回平日のひかり号乗車時はパソコン使っている人が多くてうるさかったからね。

静岡から3両編成の東海道線浜松行きに乗り換えて大井川鐵道乗換駅の金谷へ。

来た車両は5編成中唯一のロングシート車両。 ぶっちゃけはずれ車両ですわ。
(他の4編成はリクライニングシートか転換クロスシートになります。)
この車両は十和田観光電鉄が廃止になった際に譲渡されたらしいですよ。
フリーきっぷ(2日間有効、4900円)を購入して乗車。
2年前よりフリーきっぷが500円値上がり。 経営状況厳しそう。

車内は2両編成で全体で20人程度の乗客。暖房が強烈だった。
大井川の治水事業のために開通した路線なので、終始大井川沿いを走ります。
1時間15分ほどで終着千頭駅に到着。

この後乗車する井川線は10分後の発車ですが、駅で昼食を取るため、一本後の列車に乗車します。

山菜そば大盛(470円+大盛180円)と柚子味噌こんにゃく(240円)
そばは業務用の山菜ですね。 こんにゃくはアツアツで美味しいのですが、一切れのサイズが大きくて食べづらかった。

駅前にある前回訪問時に食べた食堂に行こうと思ったら木曜定休でした。
なので駅隣接のそば屋にしたわけです。

時間が大幅に余ったので駅周辺でお土産を購入して、後は待合室で待機。
井川線が入線した頃合いにホームへ移動。

井川線は井川ダム建設のために敷設された路線。
当時は沿線住民の貴重な足でしたが、道路が開通後は住民の利用は皆無となり、観光用路線として走っています。
車両は小さめで、段差が高い客車です。

紅葉を期待したのですが、出発直後はまだ残っている雰囲気でしたが、標高が上がっていくとほぼ終了しており、冬の景色となっていました。

当路線の見所の一つ、アプトいちしろ駅から長島ダム駅までの1駅間のみ、アプト式電気機関車を後ろに増結して90パーミルの勾配を登っていきます。

みんな大好き連結シーン。

5分止まるのでこの間を利用してトイレ利用。
乗客は全員連結シーンを見に行っているので、視点を変えて手前から全体を撮影。
一番奥の背の高い車両が電気機関車です。

周囲は何もない駅ですが、停車時間があるのでトイレと自販機が設置されています。
出発後、急勾配をガリガリ上がっていきます。

上記の写真を見ると急勾配を上がっているのがわかります。



この先はひたすら勾配を上り続けて終点の井川を目指します。

乗客は3両編成で15人程度でしたが、奥大井湖上駅で大半が下車。
奥大井湖上から終点井川までは乗客2名で私が乗っていた車両は貸切り状態に。

どんどん景色が険しくなってきて、1時間50分ほどで終点井川駅に到着。
紅葉のピークに来たら綺麗な景色が拝めそうです。
後は全体的に太陽が正面に来ることが多いので、逆光撮影するよりも眼でじっくり眺めるのが良いかと思います。

井川駅では目的のスタンプ押印。 等身大ポップも設置されていました。 
スタンプ台のキャラクターが色黒なのが気になります。

東京駅8:26のこだまが出発してちょうど7時間で井川駅到着。
ひかり号を使用して、千頭ですぐ乗り換える最短ルートでも5時間かかります。
この所要時間の長さと他スタンプと合わせて回ることが出来ない位置関係、列車本数の少なさより「鉄道むすめスタンプラリーのラスボス」と勝手に位置づけています。(白浜や穴水も遠いのですが、こちらは「飛行機を使う」という手段があります)

帰りも同じルートで帰る予定でしたが、紅葉も完全に終わっており途中で日が沈む時期でもあるため、早いルートで帰ることにしました。


井川駅前より出ている「井川地区自主運行バス」に乗ります。
このバスは定員9人で地元客優先、満員時乗車不可ですが、井川線の列車より9分発車が早いため、「満員だったら列車で帰る」という選択が可能です。
列車も15:54発が最終なので、列車・バスに乗り遅れると死にます。

バスは先客1名のみ。
運転手にやや怪訝な顔をされましたが、運賃710円先払いで無事乗車。

定刻5分ほど遅れて横沢(よこさわ)バス停に到着。
ここで静鉄バスの静岡駅行きに乗り継げるのです。

左上画像:乗車してきたバス、ワンボックスです。
左下画像:横沢バス停はこんな感じ。 真っ暗で寂しい所ですが、正面にある建物がトイレ+待合室となっています。
扉はついておらず風が吹き抜ける構造ですが、椅子部分が床暖房になっており快適、これはありがたかった。
右下画像:乗り換えたしずてつバス。 乗客は井川から乗継いだ私含めて2名のみ。 もう一名の方は途中バス停で下車したので、地元の方のようです。

静鉄バスはsuica使えました。

しぞーか駅到着。

井川駅出発(15:43発)から、2時間44分で静岡駅に到着! (18:27着)
なお、井川駅から列車(15:54発)からの乗継ぎだと、静岡駅到着は20:14になるので、1時間37分も早く到着できたことになります。

当初は20:39のひかりでさっさと帰る予定でしたが、19:39のひかりに乗車変更したうえでゆっくり食事を取り、お土産を買う時間が確保できました。

地魚握り10貫、茶碗蒸し・あら汁付(1800円+税)

駅直結のアスティに色々飲食店がありますが、こっちのが空いているかと思い「静岡パルシェ」のレストランフロアに移動。 

浜松餃子の店にも惹かれましたが、以前沼津で食べて美味しかった「沼津魚がし鮨」へ。
カウンター席はガラガラでしたのですぐ食事にありつけました。
生しらすが食べられるのが嬉しい。 桜エビは残念ながらありませんでした。

 静岡駅のお土産店にはちょうどのっぽパンが入荷したタイミングで在庫潤沢だったため購入。 
 ひかり号16号車から日本橋口を経由して東西線大手町→日本橋から都営浅草線のエアポート快特に首尾良く乗り継げて、スムーズに帰宅できました。


本当は11月下旬に休暇を取る予定だったのが、業務都合でずれてしまったことにより紅葉が見られなかったのは残念ですが、全体的に閑散としているこの時期の雰囲気は個人的には好きなので楽しめました。 天気も良かったし。
井川をクリアしたので、スタンプラリーのゴールが見えたような気がしますw

そして、「横に長い」と言われる静岡県ですが、縦に長いことも実感しました。
帰りのバスルートは全区間静岡市葵区でした。




おまけ
井川線の動画です。(ファイル容量約80MB、再生時間4分11秒)
2022/11/23 動画は高画質にしてニコニコ動画にupしました。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41413195


動画はいつもファイルを直接アップロードしていますが、スマホ主流の世の中なので、youtubeに「限定公開」でアップした方が見やすいのかなと思う今日この頃。
youtube利用経験者のご意見聞きたいところです。

↑当時はこんなことも記載していましたが、2022年現在サーバの容量削減のため動画は少しずつニコニコ動画に移管中。
youtubeより昔から使いなれているニコニコ動画を活用することにしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

11 − one =