先日記載したとおり、最新のintel12世代CPUで自作PC作成しました。
前回作成(2016年9月・intel第6世代CPU)から5年半ぶりです。
作業頻度が低いことと、新しいPCケースで設置に苦戦しましたが、無事稼働しています。
購入したパーツの記録(個人的備忘録)になります。
購入店舗はいつもお世話になっているTSUKUMO eX.で一括購入です。
CPUはcore i7 12700
i9が一番高性能ですが、費用対効果と発熱量を考慮してi7にしました。
12700kだとオーバークロックできますが、無茶はしない方針なので無印にしました。
マザーボードはASUSの「B660M-PLUS D4」
メモリーはCFD(シーエフデー)のDDR4-3200 16GB×2枚
マザーボードは高級品にしました。 高価なやつは基板が6層だったり、コンデンサが高級品だったりします。(廉価品より7000円ほど高め)
メモリーはDDR5という新規格が出ていますが、メモリ自体が高価で対応マザーボードも高価。 現状ではDDR4との性能差が少ないということでDDR4を採用しました。
メモリーは一番安くて信頼できるメーカーを選びました。 店頭でSOLDOUTになっていましたが、店員に尋ねたら当日入荷しており目の前でSOLDOUTの張り紙がはがされました(笑)
SSDはシーゲートの「FireCuda530」 1TB M.2NVMeの最新仕様(早いやつ)
グラフィックボードは玄人志向のGTX1660
前回は当時最速のPCIE接続SSDを買いましたが、現在はm.2接続で性能3倍のものが半額で購入できます。
グラボはいつもミドルレンジ(3Dゲームがやりたくなった時にそれなりに動く程度)のものを買っているのですが、新型感染症の影響とビットコインマイニング需要が重なり2021年夏頃には深刻な品薄状態となっていました。
事前に下見した際にひと時よりは価格も在庫状況も落ち着いていたのでPCを作成しようということになったのです。
GTX1650でいいかなと思っていたのですが、1ランク上のGTX1660製品が店頭限定特価で本日入荷(在庫2)という状態だったので予算より高くなりますが購入しました。
電源はFOCUS-PX-650 seasonic社プラチナ認証電源
BDドライブは先日購入済のBDR-S13JBK
この2製品は高級品です。 BDRはちょうど新製品が販売されたところなので購入。
電源は昔から重要視して高級なものを買っています。
その他もろもろ(CPUクーラー、グリス、DSP版WINDOWS11 64bitPRO)
10TBのデータドライブ用HDDは旧PCからの流用になります。
CPUクーラーは店員さんに相談したら「i7なら水冷が無難」と言われましたが、「MicroATXケースなので、ラジエータを収めるのが厳しいので空冷が良い。」と伝えたところ薦めていただいた「mugen5 rev.c」を購入。
ヒートシンク大き目ですが、購入したケースには入るサイズでした。
熱伝導率の高いグリスを買うのはいつもの流れです。
osはせっかくなのでwindows11にすることにしました。
HDDは2年前に交換した10TBのものを流用します。 データドライブなので中身そのまま移行できるので楽です。
PCケースはシャークーンのV1000RGBを購入。 今回一番の目玉パーツ。
自作PC作成開始から一貫してケースは国産フルアルミ製のものをこだわって作っていましたが、現在使っているケースのabee社は倒産してしまいもう売っていないし、現状唯一販売継続していると思われる汐見板金のアルミケースはMicroATXがない。
なので約20年前にヨドバシカメラ川崎店で購入した星野金属の「MT-PRO2000S」以来続いたアルミケースは諦めて、スチールケースにしました。
長年のこだわりが途切れるのは残念ですが時代の流れなので仕方がない。
「BDドライブが設置できる5インチベイがあるmicroATXのケース」を探していたところ「これは良い」と思って購入を即決したものになります。
組み立ての様子
手順
1.マザーボードにメモリーとSSDを接続。
2.CPUを接続してCPUクーラー設置
3.CPUの電源ケーブルをマザーボードに接続(場所的に固定前に繋ぐ必要あり)
4.マザーボードをケースに固定
5.各種ケーブルを接続する。
6.光学ドライブを設置する
7.HDDを設置する。
8.電源ケーブル等を接続する。
9.グラボを設置する。(補助電源接続忘れずに)
手順を書き出すとすぐ終わりそうですが、先にドライブを設置して配線の取り回しがうまくいかなかったり、マザーボード固定前に接続しないと物理的に接続不可なケーブルがあったり、ケースファンが干渉してマザーボードが設置できなかったりと細かいトラ物が重なり時間がかかりました。
干渉したパーツを取り外したり、手戻りして設置順序を変えたりと、大変苦労しました(楽しい)
無事起動しましたが、そのあとOSのインストールが要件を満たしていないとのことでできず。
これは慌てましたが、データ用HDDドライブにインストールしようとしているっぽい。
データドライブを無効にして再起動したら無事インストール画面に進めました。
インストール完了後、データドライブを再度有効化してとりあえず完成。
今回の目玉のPCケースですが、外観はこうです。
12cmファンが全面に2個、背面に1個、天板がメッシュになっておりエアフローは問題なさそうです。
CPUクーラーの真後ろが排気ファンになっていますし、電源下部設置の背面配線方式になっていることからマザーボード周辺の配線がすっきり。
今までのは電源が上部について配線が手前に来ていたためゴチャゴチャしていましたが、背面配線は設置時は少し苦労しますが見た目的にもエアフロー的にも良い感じです。
そしてファンにはLEDがついて派手に光ります! resetボタンを押すと発光パターンが(13パターン)変わり、長押しするとLEDが消えます。
さらに左側面カバーがガラスになっていまして中が見えます。
中が見えるのは派手に電飾して楽しむのもありますが、トラブルに気づきやすいという実用的なメリットもあるかと思います。(予期せぬファン停止等)
水冷PCだと液漏れの早期発見もできますし、カラフルな冷却液が循環する様をLEDでライティングするのが主流のようです。
そのためハイエンドなケースはライティング機能と中が見える構造が基本のようです。
一通りインストールして、windows11の互換性が気になるところですが、windows10で動いていたアプリは全て動きました。
操作感も変わらないけど、タスクバーが下固定になったのが残念。(少数派かと思いますが、私はタスクバーを右側に配置していました。)
PCの性能ですが体感値で明らかに早くなっています。
全てが6年分性能アップしているので当然ですが、うれしい。
新旧マシンのベンチマーク比較などは後日とりまとめます。