新PCは体感値で明らかに早くなっており、技術の進歩(5年分)を感じています。
せっかくなので旧PCとの性能比較をしてみました。
まずはPSO2のベンチマーク。
下部にマシンスペックが表示されているのでご参照ください。
PSO2は3Dゲームなので、グラフィックボードの性能向上が大きいと思います。
数値だけ見ると5倍くらい性能UP。
続いてCPU性能を見るためにCinebenchで測定。
10分間超高負荷なレンダリングを行うベンチマークソフトです。
点数だけみると3.8倍に性能アップ。
CPU温度も旧PCは最高75度だったのですが、新PCは91度まで上昇。
ピーク時消費電力が旧PCは78W、新PCは160Wなので順当な結果。
TSUKUMOの店員さんが言っていた「Corei7-12700で動画エンコードとか高負荷作業するなら水冷じゃないと厳しいですよ」の言葉どおりの結果です。
TmpegEncシリーズで3分7秒の動画をエンコードした結果。
ソフトのバージョンが違いますが、エンコード条件は同一にしたので比較できるかと思います。 上段旧PCでは35分21秒かかったエンコードが11分25秒で完了しました。
CPU温度の問題はCinebench同様発生します。
こちらは新旧ではなく、新PCのCドライブ(PCI-Express Gen4対応m,2SSD)とデータドライブ(S-ATA HDD)の比較です。
旧PCでは6年間に買ったPCIE接続のSSDが読込2600MB/s 書込1300MB/sでしたがwin10がアップデートできない謎現象が発生し止むなく古いS-ATA接続のSSDを使っていました。(読み書きとも500MB/s程度)
intelだと11世代cpuになって使えるようになったもので新しい技術。
読込7007MB/s、書込5916MB/sと爆速でございます。 素晴らしい。
一番感動したのはタスクマネージャにCPU使用率グラフが20個並んだ場面ですw
旧PCは4コア8スレッドだったので、12コア20スレッドは圧巻です。
体感値で明らかに速くなっていたのですが、記録としてはこうやって数値で残しておいたほうが良いですね。
高負荷時のCPU温度についていろいろ試してみましたが、CPUクーラーに付いているファンが最大1500rpmでした。
これをもう少し高速なやつにすれば温度下がるかも、と思い先日購入した2000rpmのファンに換装してみました。
せっかくなので、ノクチュア社の高級品にしました。
この独特なカラーリングがノクチュア社製品の特徴のようです。
換装した感想ですが、温度は2度くらい下がりましたが劇的な効果はありませんでした。(室温環境などによる誤差の可能性も。)
下がったとはいえ、88度くらいまで上がるのでやはり不安。
PCケースのサイドパネルを開けるともう少し下がりますが、高負荷作業時だけ都度サイドパネル開けるのもちょっと面倒。
TSUKUMOの店員さんの言うことが正しかったということで。
MicroATX規格でケースが小さいのも要因のひとつ。
負荷がかかる作業が長時間継続しないように注意しましょう。
【余談】
PCにつけるファンって、吸気側と排気側がわかりづらいですよね。
今回買った製品はこういう印がついていてわかりやすかった。
写真だど見づらいのですが、ファンの側面に矢印(←と↑)が書かれていてます。
←がファンの回転方向で、↑が空気の流れる方向になりますので、この場合は手前が吸気側ですね。
最近のPCファンはこういう表示がされているようなので、「向きがわからなかったファンの側面を見る」と覚えておくことにします。