俺の娘と憲法

この国には国民主権も基本的人権の尊重も平和主義もなかった

この記事から早くも11年、俺の娘も小6になりました。娘のテストで憲法が1点も取れてないそうで、5月3日生まれなのにこれじゃいかんだろと説教しました。なんて言ったら嫁さんが「パパは7月21日生まれで…」とか。ああそうよ!得意ですよ!(参照)

俺も学生の頃に日本国憲法習いましたよ。教員免許の必修科目ですから。日本国憲法の基本原理といえば「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」。日本国民の常識です。でも常識、当たり前などといっても日本国内のローカルルールだし、日本でも守られているとは限らないというのは我が娘に理解して欲しいところです。

そうそう、隣の国に住んだことがあるのですが三つの基本原理のどれもありませんでしたからね。確かに基本的人権が尊重されない社会に暮らすことって日本人には息苦しさがあると思います。そういう意味でも憲法の基本原理って普段ありふれて意識されない、でも生きるのに不可欠な空気みたいなものだというのはうまい例えだなと思います。

憲法といえば防衛関係がクローズアップされますが、そんなことよりもっと基本的なことが問題だと思うんですがね。裁判所も違憲状態と判断している一票の格差。これなんであまり騒がれないんですかね?一票につき東京は鳥取の半分の価値しかないなんて子供に説明しづらいですな。地方の意見が無視されるといわれますが国全体のことは国民全員の平等な意見で決めるべきですよね。

特にオチはありません。

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