現行使っているPCより電源、SSD・HDD、グラフィックボード、ブルーレイドライブを流用して組み立て。 平日に少しづつ作業して、昨晩一通りのインストールが完了。
まずうれしかったのが、こういう部品がついていたこと。↓
自作PCにおいて高難易度を誇るLED、パワースイッチの接続ですが、今回買ったマザーはこの部品に各々接続して、最後に部品ごとマザーに差す感じ。
いつも苦戦する部分ですが、この部品のおかげですごい楽でした。
SSDを入れる2.5インチベイは光学ドライブの上に。
この位置はよいですね。 マザーボード周辺の配線がすっきりします。
前のケースに比べて若干奥行きに余裕があることもあり、以前より内部はかなりすっきりしました。
このPCケースは全面ファンが2個、背面が1個です。 このマザーはファン電源端子が4個ついているので全部マザーに直付けできました。
以前は変換ケーブルをかませて接続していたのでそれが無くなったのも配線がすっきりした一因。
(九十九の店員さんはそこをお薦めポイントととしてあげていました、さすがです。)
最後はCPUとマザボのステッカーを前面に貼付して完成。
3.5インチベイがないあたりに時代の流れを感じます。
我が家のPCはかなり前からFDはつけていませんが。(外付けUSBドライブで対処)
そしてようやくUSB3.0が入りました!
LEDは気が向いたら白とか青に変えたいですな。 HDDアクセスランプが赤というのはPC98時代を思い出します。
セットアップしてびっくりしたのがBIOS設定画面。
マウスが使える! そして笑える日本語が出てくると思って日本語設定にしたらちゃんとした日本語で表示される。 マザーボードのマニュアルは日本語化されていましたが、BIOS設定画面までしっかり日本語化されるとは。
一通り見ましたが理解できない文章はありませんでした。
以下新旧性能比較です。
旧環境:CORE2QUAD9650(3.00GHZ) メモリーDDR800 4GB USB2.0
新環境:CORE i7 3700(3.4GHZ) メモリーDDR1600 8GB USB3.0
共通環境:CドライブがSSD、Eドライブが7200rpmの2tbHDD
電源、グラフィックボードも新旧共通
ベンチマークと、実際の使用感の確認を行いました(時間計測は1秒単位でおおざっぱで、1回しか計測していませんので参考程度に)
1.起動時間(電源スイッチオン→ログオン→マウスカーソルの砂時計が消えるまで)
旧:46秒 新:43秒
2.Photoshopの起動時間、処理時間
(1)411MBのビットマップファイルを開いてからマウスカーソルの砂時計が消えるまで
旧:9秒 新:4秒
(2)エフェクト処理「パッチワーク」
旧16秒 新:8秒
(3)エフェクト処理「クラッキング」
旧:64秒 新41秒
3.動画のエンコード時間(AVIからH.264形式へのエンコード)
(1)1920×1080 30fps 182秒(5454フレーム)の動画
旧:28分17秒 新:14分34秒
(2)1280×720 60fps 133秒(7976フレーム)の動画
旧:39分47秒 新17分8秒
4.スーパーπ 1677万桁の計算
旧:7分46秒 新:3分58秒
5.S-ATAハードディスクとUSBハードディスク間のファイルコピー
(1)小さいファイル1000ファイル(計56M)のファイルコピー
? S?ATA→USB 旧:10秒 新:9秒
? USB→S?ATA 旧:6秒 新:4秒
(2)大きい1ファイル(21GB)のファイルコピー
? S?ATA→USB 旧:15分25秒 新:5分48秒
? USB→S?ATA 旧:11分30秒秒 新:5分46秒
動画エンコード時は4コア8スレッドが使用率99%前後で15分ほど連続稼働しましたが。
「coretemp」というフリーソフトで計測した限りでは。
「最大」で73度、アイドル時は40度前後と実用上問題ない温度です。
リテールクーラーだったら爆音ものですが、別売りのCPUクーラーはファンが大きめで高負荷時でも静かに冷やしてくれました。(サブマシンがリテールクーラーなので、違いがよくわかります。)
熱がすごいという話を聞いていましたが、15分フル稼働してもこの温度だったのでまずは一安心。
確かにオーバークロックユーザーにはきついかもしれませんが。
ペンティアム4時代の凄まじい発熱と比べれば何の問題もありませんw
今回はUSB3.0化により外付けHDDとのアクセス時間の短縮、性能の順当進化により満足度の高い結果となりました。(数値には出ていませんが動作全般が体感できるくらい速くなっています。)
後はサブマシンをcore2duo→core2QUADに移行ですが、これはまた後日実施予定。