3月27日(土)は天気が良く、例年より早く桜が見頃とのことで、踊り子号記念きっぷを使用がてら西伊豆方面へ出かけてきました。
前日夜に調べたら横浜10:54とちょうど良い時間に修善寺行き踊り子号臨時便が増発されていたので、当日朝にえきねっとチケットレスで予約。
まずは伊豆長岡駅にて下車、先日のダイヤ改正で特急踊り子号はe257系に変更となりました。
製造17年の転属車両ですが、185系と比較するととても静かで快適です。
ここでいきなりトラブル。 乗車券が記念乗車券のため、自動改札が使えないのですが、suicaで入場して伊豆長岡まで来てしまった客が2組ほど並んでいて、待っている間に乗ろうとしていた1時間に1本のバスが出発してしまいました。
伊豆箱根鉄道は大雄山線はIC乗車券OKですが、駿豆線はNGなんですね。
しょうがないので、タクシー課金。
松浦果南ラッピングタクシーでした。
バスだと350円の区間ですが、2130円かかりました。
まぁ、バスは座れないほど混んでいたし、タクシーは早くて快適だったし、観光地にお金落ちるし、よしとしましょう。
ルームミラーのところにマスコットが吊されていますが、車内から見るとパンツ丸見え状態で大変卑猥でしたw
折角なので車体撮影をお願いしたら、撮影完了まで車から降りてくれました。
乗車時も車から降りて扉開けてくれたし、良い運転手だと思いました。
駿豆線も路線バスもIC乗車券が使えないのにこのタクシーは使えるというオチ。
修善寺に行く前に三津へ立ち寄ったのは、前回(2019年5月)訪問時に臨時休業で寄れなかった「松月」で名物みかんどら焼きを買うためです。
ついでに前回買い集めたラブライブ!缶バッジも購入しようかと。
まずは昼食ということで旅館併設の「とさわや」へ。
沼津ということで、ハズレのなさそうな「鰺フライ定食」を注文。
鰺は期待通りの分厚いものが出てきました。 ご飯大盛りが想定より多かったのですが、とても美味しくいただけました。
先客なしでしたが、料理提供は15分程度。 時間に余裕を持ってはいるのが良さそう。
その後3組くらい続けて来店で店内は賑やかに。
とさわやを退店して、松月へ。
みかんどら焼き、みかんパウンド、みかん羊羹などを購入。
イートインコーナーはほぼ満席で、購入客も次々に入ってくる人気店。
(帰宅後どら焼き等食べましたが、みかんの味がしっかりして、とても美味しかった)
伊豆長岡、三津近辺はアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地ということで概ねこんな感じです↓
タクシー効果で予定より一本早いバスに乗れました。
東海バスのバス停がちょっと離れていて名称も違うのが気になります。
バスの案内放送もラブライブ!の声優さんでした。
伊豆長岡から駿豆線に乗車して修善寺へ。
修善寺温泉街までバスに乗ろうと思ったら25分待ちということで再度タクシー。(1200円くらい)
修善寺温泉街は狩野川の支流桂川沿いにある典型的な観光地ですが、自然が多く鬼怒川温泉みたいな無秩序な開発をしていないので良い雰囲気でしたよ。
修善寺温泉郷の目玉と思われるのが「竹林の小径(こみち)」
京都に同名の観光地がありますが、こちらは100m程度の距離でこじんまりとしていますが、真ん中当たりに大きな椅子が用意されて広くなっています。
皆様椅子に座って真上を見上げていたので何事かと思ったら、上記写真のような竹林に囲まれた青空が綺麗に見えるというもの。
川の名前は「桂川」、「渡月橋」という橋もあり、「竹林の小径」、さらに「嵐山」というバス停もあり。 京都丸パクリ伊豆の小京都と呼ばれるのもわかります。
続いて修禅寺へ。
境内は広く松、竹、桜の木などが綺麗に手入れされていました。
お参り後境内を散策して「修善寺温泉」のバス乗り場へ。
2分前に出発したばかりで次のバスは40分後。
バスに恵まれない一日だな(調査不足)
修善寺駅までは2.5kmで終始下り坂なので、徒歩で移動にしました。
修善寺駅方面の道路も渋滞気味だったし、徒歩移動は正解だったかも。
バス移動では気づけなかったかもしれない良い景色を見ることができました。
狩野川の風景が特に素敵でした。
修善寺駅でいつものように御神体撮影、御朱印受領の儀を経て、三島へ戻ります。
帰りは三島からさくっと新幹線で帰りますが、ちょっと寄り道。
東海道線の浜松行きに乗車して吉原へ。
なかなか乗る機会のなかった岳南電車に初乗車。
運良く最新型の9000系電車が来ました。(元京王→富士急行の車両)
数少ない2両編成(ほとんどは1両編成)かつ唯一のクロスシート車というこで当たり車両です。
見所は全駅から見える富士山と、比奈駅付近の工場風景になるわけですが、修善寺出発頃から雲が多くなってきて富士山は全く見えませんでした。
全線乗車にはこだわらない人間なので、この日は岳南富士岡駅まで乗車して16分後の吉原行き電車で折返し。
終点まで乗り通すと折返し時間が短くて慌ただしいのが嫌なのです。
ちょっと手前で降りるとのんびりできます。
どうやら地元客は吉原本町・本吉原までの利用者が多いようでそれ以降は閑散としていました。
岳南電車は貨物輸送で稼いでいた路線ですが、数十年前に貨物輸送が終了し厳しい経営状況のようです。 岳南富士岡駅留置線には休車状態の電気機関車が多数止っており寂しい限りです。
折返し列車で吉原駅に到着したら大混雑。
乗車してきた電車が折返し「夜景電車」になるようです。
いつもの電車を電気消して、窓全開にしただけの電車ですが安定した人気を誇っているようです。
普通の電車でもガラガラだったので、充分楽しめました。
東海道線で三島にもどり、こだま号(自由席)で帰京。
東海道線は青春18きっぷ期間、夕方時間帯ということで混雑するかと思いましたが、往復とも6両編成だったため余裕で着席できました。
東海道新幹線はいつも東京駅日本橋口利用ですが、自由席の場合、品川が京急乗換え口至近なので本日は品川から京急・都営地下鉄浅草線利用。
こだま号自由席は3号車に乗りましたが三島時点で窓際空席が数カ所あり。
小田原で窓際が全部埋まる程度。 土曜日夜の上りでも結構混雑していました。
三島から品川まで43分、圧倒的速さ。
乗車券類
・JRの乗車券は戸塚で分割すると横浜→三島は130円。
三島→品川はなんと400円も安くなります。
高輪ゲートウェイ駅まででも同額なので、品川から山手線に乗換え、高輪ゲートウェイから泉岳寺駅に乗換えれば京急区間の運賃も浮いたのですが、乗換えが面倒なので素直に品川乗換えにしました。
・踊り子号の記念乗車券も全て使用。 使ってこそオンリーワンの価値が出るという個人的こだわり。
伊豆箱根鉄道は記念乗車券を再販したので、転売屋さんは泣いていることでしょう。
・岳南電車は当たり前のように硬券きっぷを現役使用。
JRの連絡きっぷも硬券で販売されていました。
IC乗車券で下車→対面窓口で硬券購入のタイムスリップ感がたまらない。
・踊り子号の特急券はえきねっとチケットレスにて。 中央線・常磐線特急と同様東海道線特急も全座席指定となりました。
現在はホームライナー客の激変緩和措置を兼ねたチケットレス割引き(300円引き)キャンペーン中のため、横浜→三島まで720円と普通グリーン車より安価に乗車できます。(50km以内だと450円)
101km以上150km以内の距離を乗る場合特急券を分割して買った方が安くなる逆転現象も起きています。
おどさん
松月のみかん味のお菓子はどれも絶品。
再度買いに行来たくなるレベルのおいしさでした。
「松月」と「とさわや」のラブライブ!缶バッジも購入。
長岡、三津周辺はラブライブ!ファンと思われる推定20代男性客が圧倒的に多く、原作人気の根強さがうかがえます。
岳南電車ではクリアファイルを購入。
観光地でクリアファイルを買う行為は、昭和時代の「観光ペナント」を買うのと同じ感覚かな。 比較的安価で旅行に出かけた思い出になるということで。
右下の画像はおまけです。E256という車番を振るんだったら、形式名も「E256系」にしてほしいと思った(個人の感想です)
御動画で御座います。
その1 踊り子号と伊豆箱根
・いつもの根府川付近、185系と比較するととても静か。 →参考185系の動画
・三島駅で4連続ポイント通過で伊豆箱根鉄道へ。 車掌がリアル鉄道むすめでしたが、未指定座席に座っている私を全力でスルーし、途中から乗ってくる乗客にも特急券の確認を一切しない笊車掌でしたw
・伊豆箱根バスの車内放送と車窓。 一部の案内放送はアニメ化されておらず中途半端な印象。
・修善寺温泉の風景を少々。
適当に動画を撮るとだいたい桜の木が映ります。
その2 岳南電車
・レトロな電鐘式踏切。
・比奈→岳南原田の工場風景。
・岳南原田での列車行き違いから出発。 ゆっくりしまる片開きドアと戸締から出発までの速さが見所w
岳南電車は富士山がよく見える好天の日中時間帯に再訪したいなぁ。
タクシーまでラッピングとは。天気良い日の桜で羨ましい。
岳南線も乗ってみたい。午前中でないと富士山見えないんですよね。すぐ雲がかかってしまうので。
天気がよさそうだったので急遽出かけたのですが、好天に恵まれました。
岳南は富士山が見えそうなときに再訪したいところです。(身延線も乗りたい)