マスクの話(多分これで最期)

パチンコ店やゲームセンターのマスク着用はいつ任意になるのでしょうか。
現状は強力な換気が行われており、台の間にボードをつけて飛沫防止をしています。
パチンコ店の換気機能は喫煙可能だった時代、店内客の半数が喫煙している状態でも洋服に匂いがほとんどつかないほど強力な換気機能があるので屋外と大差ないと考えて良いと思われます。

また、現在はほとんどの店で遊技中の加熱式タバコ喫煙が認められています。
禁煙ゾーンと喫煙可能ゾーンをエリア分けすればOKとなっています。
概ね半分程度が喫煙可能ゾーンとなっていますが、浅草某店は極一部のバラエティコーナー(不人気台を寄せ集めたコーナー)を禁煙として、後は全部喫煙可能という大胆な設定。

喫煙者は当然マスクを外すので、マスク着用が必須となっていますがマスクをしていなくても注意されることもありませんし、タバコを吸わない客についても自分含めて着用状況は適当です。
店員もウレタンマスク、鼻だしマスクが散見されます。(アドアーズやバイヨンでもちょくちょく見かけます)
実質着用任意みたいな状態。
かつこの状況で遊技施設等における客同士のクラスター発生は聞いたことがない。
以上を踏まえるとパチンコ店のマスク着用は任意にしても問題ないと考えられます。


友人から「マスク着用は任意です」って大きく書いてあるパチンコ屋があったという情報を教えてもらいました。
pワールドで該当店舗の対策を確認したところ、確かに店員の対応が検温のみで、客へのお願いがありません。
行ってみようかなと考えていますが、この店は15年くらい前に来店して釘がクソすぎて遊ばず退店した記憶があるので微妙なところですw



(参考)他店の例。




他に任意の店がないか気になって50店舗くらい探しましたが、どの店も一般的な例になっていました。
パチ屋の裏研修景品を積極的に展開している某店は客にだけマスク着用を依頼するスタイルですが、こういうのはあまり好きではない。


最近だと将棋で日浦八段が鼻出しマスクで失格となった事例があります。
将棋は数十時間に渡って至近距離で顔をつきあわせることと、あらかじめ設定されたルールであり失格は妥当と考えますが、その前に佐藤天彦九段がマスクを外して失格となった際の記録係は終始鼻だしマスクでした。
https://www.youtube.com/watch?v=skVzW6SrDOs

記録係は離れた場所に座っているから問題ないという解釈と思われますが、過剰ともいえる対策を棋士に求めている以上、周囲の関係者も同レベルの対応をするべきと考えます。
ルールを守っていない人に「ルールを守れ」と言われたら印象悪くなりますし。




ダラダラと書いていたら、今週末から政府が屋内も不要にするルールを検討するとのニュースが入ってきました。
この流れだと年度の変わり目に変わるかもしれません。
退職者や異動者への飲み会や送別会ができるように配慮すると2月末解除の可能性もw

日本の組織は波風立てず面倒毎を避けることに全力を注いでいる組織が大半ですので、国が号令を出せばあっという間に変わることが期待できます。

東日本大震災発生後の混乱を経て、節電の大切さと生活必需品の備蓄の大切さを学んだのと同様に、今回の感染症騒ぎのお陰で感染症予防には換気を十分に行うことと、至近距離で飛沫を飛ばさないことの大事さを知ることが出来たのは大変有意義でした。

コロナ騒ぎの前から自分は飛沫は飛ばさないように十分気をつけていました。
職場で仕事中も、ゲーセンやパチ屋で遊んでいるときも、電車等で移動中もくしゃみや咳がをするときは必ずハンカチで口を覆うようにしていました。
タオル地のハンカチは必須アイテムです。

なのでマスク着用が完全緩和されたとしても身動が取れないほど混雑する屋内で熱中症のリスクがないところでは引き続きマスク着用すると思いますし、換気の悪そうな場所には長居しない、あるいは行かないということもすると思います。
マスク着用が恒久的に必要なのは超満員の電車、病院や高齢者施設等、リスクの高い人ぐらいではないでしょうか。

政府もマスク着用緩和をアナウンスする際には「咳エチケット」の再周知もしてほしい。
隙間だらけのマスク着用でくしゃみ・咳するより、くしゃみ咳をするときにハンカチ等で口・鼻を完全に覆った方が効果が高いことをアピールすべきです。
それと一番大事なのは「マスク不要」ではなく「マスク任意」という言葉を使うこと。

厚労省の通知で「本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることにならないよう~」と書かれているように外すことを無理強いするのもNGです。

一番怖いのは「マスクをしている人を批判する」事象が発生することです。
知り合いの話ですが、その人は元気そのもので一回もCovid-19を発症していません。
比較的感染リスクの高い職場で20人程度働いており、その人以外は全員COVID-19を発症した経験があり、職場で唯一休んでいない人となりました。
最近はそのことをネタにいじられることが多いようです。

3年前は発症したら村八分にされる勢いだったのですが、現在は状況が逆転しています。
物事の優劣に関係なく多数派が少数派をディスる日本人の悪いところが出ています。
その人は「皆が10日(7日)休んでいる間忙しくて大変だったのにひどい仕打ちだw」と笑っていました。

コロナ騒ぎ以前に家電量販店でマスクをしている従業員に説教している老害を見たことがありますが、そのような事象が再発しないことを願うばかり。

緩和されるまでは現状の厚労省資料を確認して適切な対策をしましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html



個人的な予想ですが、現状「近距離で会話しない限りマスク不要」としている屋外でマスクする人が大多数なのは屋内環境がマスク必要なところがほとんどで、トータルでマスク必要な時間が圧倒的に長いため、面倒なので外さない人が多いのかなと考えます。
ハイリスク環境を除き、屋内でもマスク任意となればその比率が逆転して一気に2019年以前の状況に戻るのではないかと考えます。(冬場だとマスクしている人としていない人が半々くらい)

来週以降に政府からの方針が示されると思いますので、どの範囲まで緩和されるのか要注目です。
感染症予防以外に、ファッションのため、保湿のため、花粉症対策のため、顔を見せるのが恥ずかしいため、犯罪を画策しているので顔を隠している、等々各自いろんな必要性がありマスクをしているので、あくまでも「着脱は任意」という点をしっかりとアピールしてほしいところです。

後は「任意で良いです」だけではなく、何故問題ないのかをきっちり説明してほしい。
屋外でマスクが原則不要なのは屋外ではウイルスを含んだ飛沫を出してもすぐに拡散するため、近くに人がいてもその人が感染に必要な量のウイルスを吸引する可能性は限りなく0に近いから原則不要としているわけです。
室内においても換気がしっかりできていれば屋外同様感染する可能性はかなり低いと考えられます。
こういう情報ってウイルス学者や医師等の書籍やブログなどを読まないと得られない情報となっていますが、厚労省がきっちり説明するべきかと思います。




ちなみに、自分がマスク嫌なのは、2020年4月まで一回も着用したことがなかったので違和感があることと、息苦しさが辛いからです。
とはいえ、公共施設や職場等で着用がルール化されている箇所ではきっちりつけるようにしています。 デスクワーク中も苦しくて仕方ないのですが我慢してつけています。
もちろん、劇的な予防効果があるというのであれば積極的に着用するのですが、会話時、咳くしゃみ時の飛沫拡散を抑止する以外の効果はないものを四六時中着用し続けるという、「効果が薄い対策を過剰に実施していること」が嫌なのです。


例によってまとまりのない長文になりましたが備忘も兼ねてこのまま公開します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

1 × three =