スタンプラリー(和歌山)

3月6日(金)に鉄道むすめスタンプラリーの和歌山(JR紀勢本線白浜駅、和歌山電鐵伊太祈曽駅)に日帰りで行ってきました。
経路はシンプルに東京~新大阪~白浜の往復切符です。
復路で和歌山にて途中下車して和歌山電鐵を回収しました。


出発は東京駅6:16発の「のぞみ3号博多行」でしたが、東京駅に5:57到着のため、空いていそうな6:06発「のぞみ291号新大阪行」に乗車変更。

新横浜出発時点で自分含めて2名の静寂な車内でうとうとしていたら唐突に車内放送。「浜松豊橋間で架線に飛来物付着で運転見合わせ」とのこと。
乗車列車は静岡の待避線で停車しました。

右下の写真が静岡駅です。

慌てたり騒いだりボタン連打したりしても電車の到着は早くならないので、新大阪で乗り換える接続の特急くろしおの後続列車の時間を確認。
乗車予定列車の30分後、60分後にそれぞれあり、白浜での観光を削れば必須事項であるスタンプラリーはこなせることが判明して一安心。

なお、上記右下の画像ですが、静岡駅のホームに入ったのは当初乗る予定だった「のぞみ3号」です。 しぞーか民念願の「静岡駅にのぞみ停車」が現実化した決定的瞬間です! しかも2台同時停車(笑)

JR東海関係者各位の尽力により18分後に運転再開、先行列車が渋滞気味で名古屋出発時点で25分遅延。 このまま行けば乗換できそう。
くろしお3号は新大阪9:03発、のぞみ291号は8:33到着予定でしたが、8:57着。
車掌より、くろしおが接続のため9:05発に変更になっていることを聞いていたので一安心。

おかげで新大阪で朝食を買う予定もこなすことができ、予定通りの行程で進めることに。
乗車予定の「のぞみ3号」(新大阪8:40着)だと乗換出来なかった可能性があるので、結果的に乗車変更が奏功した次第。

朝起きてクリーム玄米ブランしか食べていないので、ここで食事できてよかった。
(JR西の在来線特急は車内販売がない、くろしお号は飲料自販機もなし)

そしてグリーン車は半室15席の空間ですが、新大阪~白浜までの2時間34分の間、終始貸切状態。
指定席はそこそこ乗車あったので、指定席との差額2540円以上の価値がありました。 結果的にグリーン車個室状態。

和歌山を過ぎると徐々に住宅が減ってきて、景色が良くなってきました。
岩代駅付近では車掌より景色の案内があり、速度を落として運転していました。
ちょうど亀山駅から298kmのキロポストが写真に収まりました。

道中色々ありましたが、白浜駅には定刻どおり到着。

白浜駅の黒潮しらら嬢等身大パネルとスタンプ台。

到着後スタンプ押印、グッズ購入を済ませてバス乗り場へ。
乗降時の手間を軽減するためバスの一日フリーきっぷを1100円で購入。
バスで車窓から「円月島」を眺めつつ「白良浜(しららはま)」に向かいます。

(1)円月島です。 真ん中の穴から沈む夕日を眺めることができる有名スポット。
(2)白良浜バス停、奥に見えるエネルギーランド、大熊猫で有名なアドベンチャーワールドは休園中です。
(3)その名の通り砂が白い「白良浜」を少し歩いてきました。
海が綺麗な青色で、砂も思った以上に白く絶景でした。
貼ってあるネットは風で砂が飛ぶのを防いでいるようで、海水浴シーズンになると外されるようです。

再度バスに乗車して「三段壁(さんだんべき)洞窟」に向かいます。

洞窟の気配のない入り口ですが、ここが崖の上で、この場所の36m地下に降りると洞窟が広がっています。
入場料は1300円ですが、バスのフリー乗車券特典で1000円に割引。
エレベーターで一気に降りると景色一変。
上記案内図のとおり、洞窟内は海とつながっており、押し寄せる波の音としぶきがすごい迫力でした。

帰りのバスまで40分ほど時間があるので、12分ほどあるいて千畳敷に向かいます。

長瀞にある岩畳と同じ感じのやつですが、太平洋の雄大さと相まって素晴らしい景色でした。 
感想:白浜の景勝地すごい!

こんなご時世の平日で観光閑散期ではありますが、どの場所もそれなり観光客がいました。

バスで白浜駅に戻ります。

閑散とした白浜駅前商店街

時間に余裕があるので駅周辺を散策。
ここで駅前の商店街がレンタカー店以外ほとんどが閉店していることに気付きました。
上記写真だと一番左側に移っているお土産屋のみ営業しています。
駅構内の売店はそれなりに客はいたのですがねぇ。

駅前からちょっと離れた場所にこじんまりとした寿司屋があったのでさんまの押しずしを840円で購入して折り返し再度くろしお号に乗車して和歌山に向かいます。

普通指定席は車両に10人程度の乗車率、和歌山からの乗客が多かった。
御坊駅では単独路線としては日本一小規模な「紀州鉄道」のホームにが見えました。
時刻表、運賃、路線図等が一枚の掲示板に収まってしまう小規模な路線。
(実は東京の不動産会社が出資していて、社長が存続させるき満々なので今のところ安泰)
最近鉄道むすめが登場してビックリしたところです。

和歌山に到着、和歌山電鐵貴志川線に5分接続で乗換え。
速やかに地下道を通ってホームへ移動。(事前に調べて乗換に便利な6号車に乗車したため、余裕を持って乗換できました)
一日乗車券を800円で購入して発車2分前に乗車完了。

貴志行の2両編成電車はほぼ満席の混雑。
今日乗った電車で一番の混雑でした。
伊太祈曽駅でスタンプ押印、グッズも購入。対応した女性駅員さんがスタンプラリーの旅で初めて出会った「キャラクターイメージに合ったハキハキした若手職員」で嬉しかった。

ちなみに残るスタンプは「愛知高速交通」のみですが、グッズは通販で購入済のため、グッズ(限定カード)は一足先にコンプリート達成です。


往路の電車は前回訪問時に乗りたかったけど、乗れなかった「おもちゃ電車」

通勤電車の車内にベビーベッド(実際に使用可能)があったり、ガシャポンが設置されていたり、おもちゃが展示されていたりとぶっ飛んだ車内設備が面白い。
ガシャポンに200円お布施しておきました。

折り返しの電車は17分後なので、待合室で待機。
猫の駅長は週休日で不在でした。

折り返しの「いちご電車」は伊太祈曽折り返しの区間列車のためガラガラでした。

こちらは名物のいちごをモチーフにしています。
おもちゃ電車に比べると大人しいつくりですが、座席も座布団も苺柄に統一されています。

この電車で和歌山へ戻る前に途中の「神前(こうざき)駅」で下車。

前回訪問時は何も無かったのですが、等身大パネルと歴代スタンプラリーのスタンプが設置されているので下車。
スタンプは最古のものは2012年で盤面が劣化しているものもありましたが、無人駅という環境ながらスタンプのインクもきっちり補充されていたのが好印象。

本日の目的は全て達成したので後は帰るだけ。
和歌山駅からくろしおに再々度乗車。 17:47発ということで、大阪に向かうビジネスマンで窓側座席が全部埋まる程度の混雑。

定刻通り18:50に新大阪到着。
隣ホームには昨年に放出(はなてん)から新大阪まで開業したおおさか東線の久宝寺行きが止まっていました。
最新の路線に古い201系電車の組み合わせが面白い。 東京で201系と言えばオレンジのイメージなので、うぐいす色の車体は新鮮です。

帰りは19:16発のぞみ412号で帰京。
混雑回避のため19:10(のぞみ50号)19:13(のぞみ410号)に続く金曜夜需要対応続行便に乗車。
車内は名古屋出発で10人程度。 普段乗らないのでわかりませんが、通常より空いているものと思われます。

車内で夕飯。

夕飯は和歌山駅の「水了軒」で購入した小鯛雀寿し。
タイミング良く1080円の2割引きで購入できました。 旨し。

寝落ちして新横浜到着放送で目が覚めるいつものパターン。
いつもの日本橋口から、本日は半蔵門線三越前まで歩いて半蔵門線で帰宅。
信号がスムーズに渡れれば、新幹線16号車下車→三越前ホームまで徒歩9分でたどり着けます。

グッズなど

左上の画像はガシャポン。 猫のバッジが電車内で買ったやつで、残りの2個は伊太祈曽駅にて獲得したアンブレラマーカー。
後は定番のクリアファイルとカードケース。
三段壁ではご当地キャラクタのグッズを購入。「地元中学生企画」という言葉を見るとつい買ってしまう。

当初は日本橋(にっぽんばし)のゲーセンなどに寄り道して、終電ギリギリの新幹線で帰ろうかと思いましたが、念のため人混みを避けて早めに帰る経路にしました。

新幹線遅延のトラブルも実害なく、快晴の白浜景勝地はどこも景色が素晴らしく、楽しい一日を過ごせました。


この日一番感銘を受けたのが和歌山電鐵の精算証に関する掲示。

右下の画像が実物、平成32年とキリの良い表記に。

精算済証の年表示が当分の間平成となってしまう旨の説明文。
 赤裸々に理由が書かれています。
 電鐵の改札口で受け取って、JRの改札出場時に自動改札に投入して終わりの券なので、無理なシステム改修は不要。
 こういうのに「(来るわけがない)クレーム防止」とか、「平成32年の表示は混乱を招く」とか不合理な理由をつけ、高い金払って無意味な改修する場面を職場で見ているので、こういう合理的な判断ができるのは素晴らしいと思いました。



残るスタンプは愛知高速交通(リニモ)のみ。 
3月中に終わらせたいと考えております。

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