というわけで。
3月22日に検討開始。
4月30日にペーパーカッター購入。
12月29日にスキャナの新製品を購入。
という流れでえらく時間がかかりましたが、徐々に作業が進んでいます。
詳細な作業手順とかは忘れがちなので、メモっておきます。
手順(今回は漫画単行本【背表紙糊付け】をスキャンしました。)
1.本のカバーを外す。(カバーはその本を所有していた証拠として保管する方針です。)
2.カバーを外した本を電子レンジで温める。(背表紙の糊を溶かして容易に分解出来るようにする)
所要時間は原子レンジの出力により異なります。(600Bqのレンジで120ページの漫画で40秒くらい)
真ん中当たりで開いて、こんな感じでパックリ別れればOKです。
力を入れても割れない場合、暖めが足りないので再度レンジへ。3.カッターの能力に応じた枚数に分解する。
4.カッターで糊付けされている側をカットする。
矢印の方向にカッターを往復されるとばっさり切れます。
※ ここで切る幅が重要、切りすぎると絵が切れてしまう場合がありますが、
かといってちょっとだけ切ると糊付け部分が残ってしまい、SCAN中に引っかかります。
ここのカット幅は書籍の種類に応じて微調整が必要です。
たとえば、上記画像のような4コマ漫画であれば、見開きページが存在しないので多めにカット
してしまって問題ありません。 ただ、見開きページについてはどうあがいても完全な状態で保存は出来ません。
このようにカットした糊付け部分は捨てられてしまうわけで、この部分の読み取り保存は
「諦める」しかありません。
5.カットしたらscansnapでスキャンする。
留意点等箇条書
・漫画の単行本は特殊なサイズが多いので、原稿サイズは「カスタム」で登録しておくこと。
・速度と画質の妥協点を探ると、読み取り画質は「ファイン」(カラー200dpi/白黒400dpi)
・原稿が黄色に変色してしまっている場合は、「グレー」で読み取ると綺麗に読み取れる。
6.読み取り終わったら原稿の向きを調整してPDF形式で保存する。
・ファイル形式については悩んだのですが、PDFで保存しておけばアクロバットの機能で
jpgやpngに簡単に変換できるので、とりあえずPDF保存で。
また、PDF→jpg等に変換のさい、グレーとか白黒も指定できるので、黄ばんだ原稿も
とりあえずカラーで読み取って、jpg等にグレースケールで出力するという方法もあります。
7.読み取った原稿を廃棄する。
今日はこれだけ終わりました。 レンはseven氏から貰いました。 とりあえずこんな感じです。 便利な時代になったものです。
後はデータ消失のリスクをいかに回避するかですが、それはまた別の話。
これはすごい
ペーパレス化作業 – medal diaryこれはすごいと思ったので張り。本には…