鳴子峡

さんざん予告していましたが、金曜日に鳴子峡へ行ってきました。
その他画像は写真ギャラリーに公開しています。

往路は上野から東北新幹線はやて号で古川へ。
古川から陸羽東線の「快速リゾートみのり」に乗車して鳴子温泉へ。

座席間隔がグリーン車より広いリクライニングシート、大きな窓、快適性の高い車両ながら520円の座席指定券のみで乗れるため紅葉時期は予約困難な列車。
この日も満席御礼。
車内で10周年記念の缶バッジ、ステッカーが配られたりしました。

50分弱で鳴子温泉駅に到着。 跨線橋から撮影。

目的地は次の中山平温泉駅ですが、ここで23分の停車。
3割程度の乗客が下車。 この停車時間で皆様車両をバックに記念撮影したりしていました。

鳴子温泉~中山平温泉間の絶景区間(紅葉時期のみ徐行運転)を堪能して中山平温泉駅到着。
3分の接続で鳴子峡方面行の臨時バス(鳴子峡経由鳴子温泉駅行)に乗車。

5分ほどで鳴子峡中山平口で下車。 徒歩だと30分弱かかるので、このバスはありがたいですね。
さっきまで晴れていたのですが、曇ってきました。
そして平日にもかかわらず駐車場入場待ちの行列。

そしてこの後奇蹟が。 鳴子峡の見晴らし台に到着した途端、分厚い雲が途切れて晴れてきました。

鳴子峡は宮城県随一の紅葉スポットということで素晴らしい風景が広がっていました。
この後、曇だった天気予報を覆す好天が続きました。
見頃のピークをやや過ぎた頃合いで、晴天に映える紅葉を楽しむことが出来ました。

鳴子峡レストハウスで食事をしようと思いましたが、凄まじい混雑。
名物きのこ汁を食べようと思ったら50人近い行列。
ちょうど12時頃と時間も悪かったですねぇ。
すぐに買えるみそ田楽(100円)を2個ほど食べて、県道に架かる「大谷橋」に移動。

ここの風景は有名な撮影スポットらしいです。
真ん中あたりに見えるトンネルが陸羽東線。
列車が通過した瞬間を撮影するタイミングはカメラマンが殺到するようですが、その時間以外は平和です。

紅葉を堪能したところで徒歩で中山平温泉駅に戻り、一駅隣の「堺田駅」へ。

ここの駅前には分水嶺があります。 山の雨水が太平洋と日本海に分かれる場所です。
 こういうのって山奥にあるイメージでしたが、駅前にあるのが意外です。
30分後に来た鳴子温泉行に乗車して鳴子温泉駅へ。

10分後に小牛田行があるのですが、一本後の列車に乗ることにして鳴子温泉駅周辺を散策&お土産購入しました。

鳴子温泉駅周辺ですが、お土産屋、旅館、入浴施設、足湯施設などあり典型的温泉街の様相。
街中には硫黄臭がただよっています。
無料の足湯に入り、お土産を購入。

列車の発車30分前に乗車。 余裕で座席確保。
帰りは小牛田乗換で仙台まで在来線で移動。
陸羽東線は小牛田に近づくに連れ学生客中心に混雑してきました。
小牛田で2分接続の東北本線も小牛田ではガラガラでしたが、仙台到着時は結構な混雑。
仙台到着時はもう真っ暗でした(17:27着)

東京圏では食べられない牛タン屋へということで、駅前の「たん屋善治郎」へ。
雑居ビルの3階でわかりにくかったのですが、グーグルマップを活用して到着。 5人ほど並びあり、30分弱待って入店。
折角なので一番高い「真中たん定食(\2400+税)」を注文。
一口目はあまり他と変わらない印象でしたが、食べて見ると歯ごたえがあるのに柔らかい牛タンは東京に進出している店舗にはない美味しさ。
漬け物も手作り感があり、テールスープもたっぷりで嬉しいですね。
空腹もあってごはんおかわり含めてすごい勢いで完食しました。

店を出たら並びは20人くらいに(゜Д゜)
金曜日ということもありますが混雑も納得。
東北に出かけたら必ず立ち寄りたいと感じるレベルの美味さでした。

外は真っ暗ですが、最後にタクシーで仙台城跡に向かいます。(10分、1500円)
夜景が綺麗だということで立ち寄って見ました。
城跡だけに、高台に存在するため往路はタクシー必須です。

閑散としていましたが、夜景目当ての人が若干数いました。
ライトアップされていた伊達政宗像を激写。

そして、仙台市街地を一望できる夜景は素晴らしいものでした。 デジカメの「手持ち夜景」モードで撮影してみました。

それ以外にも城址公園なので色々あったのですが、真っ暗で何も見えませんでした。
そして方向感覚を失い出口の方角がわからなくなりました。 歩いてはいけない場所を若干歩いてしまったような気もしますが、無事出口に到着。
帰りは下り坂なので12分ほど歩いて地下鉄東西線の国際センター駅へ。
名古屋市営地下鉄桜通線はお乗り換えです(徒歩7920分)

地下鉄に乗れば仙台駅まで5分程度で到着。
お土産を購入して発車20分前に新幹線ホームに到着。

混雑回避のため、金曜日のみ運転の臨時はやぶさ64号に乗車。(キリが良い)

仙台発の東京方面新幹線ですが、金曜日夜ということで混雑していました。
当初は牛タン食べ終わったら帰る予定でしたが、翌日も休みということで仙台城跡に出かけて、一番空いていそうな臨時列車に時間を合わせました。

狙い通り、A席に座って、BC席は空席で快適。
そして上野到着後は乗継ぎが良好で仙台出発後ちょうど2時間で家の玄関に到着。 新幹線速いね。

というわけで、若干日程を詰め込みすぎて足が痛くなりましたが、好天に恵まれ良い写真もいっぱい撮れたので大変満足できました。

また、wimax2+LTEのおかげで山中や新幹線のトンネル内でもネットワークが使えて快適でした。(鉄むすスタンプラリー時に導入しておけば良かったと今更ながら後悔)

・動画(音声無し 解像度1280×720、約10MB)
鳴子峡付近で徐行運転する陸羽東線車窓。
往路(リゾートみのりより北側を撮影)
復路(普通列車より南側を撮影)

車内アナウンスでは北側をお薦めしていますが、どちら側も素晴らしい景色でした。(動画のみ色調補正しています)


以下東北新幹線に関する私的メモ
・当日乗車した仙台発夜上り列車について
はやぶさ(こまち)は以下の時刻
18:30(定期便)
18:57(定期便)
19:30(定期便)
19:57(定期便、上野通過)
20:14(金曜のみ運転臨時便)
20:31(定期便)

定期便はB席しか空いていない程度の混雑。
19:57分発はやや空いていますが、上野通過のため使えません。 20:14だけ極端に空いていました。
20:30はほぼ満席だったのでやはり臨時便は空く傾向にあるようです。

・グリーン車は混雑する傾向。
東北新幹線の座席照会をすると△表示が多いですね。
以前北陸新幹線に乗ったときもグリーン車は満席だったこともありますが、JR東日本の新幹線は1両しかないので供給不足感があります。
仙台発着のやまびこも「えきねっと早特」で30%引きがあるため、満席になることが多いようです。

・12号車以降があるか確認!
盛岡・新青森発着のはやぶさの場合、10両編成と見せかけて、こまち車両併結の17両編成で運転している場合が時々あります。(新青森行は盛岡まで17両)
この場合、こまち号車両が極端に空く傾向にあります。
原因を推測してみましたが、恐らくは指定席を購入する際は「一番空き座席の多い車両」が初期表示されることが原因かと思います。
ミニ新幹線規格のこまち号車両は座席の絶対数が少ないため、はやぶさ車両の座席がある程度埋まらないと初期表示されません。
そのためほとんどの人は初期表示の車両で購入するため、こまち号車両は空席が多くなるものと思われます。

そのため、混雑を回避したい場合はまず、12号車が有るかを確認するのが吉。

やまびこ、なすのでも17両編成運用があり、その際は12~17号車は自由席になりますのでこちらもおすすめ。

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