都営バス攻略法(割引サービス終了編)

先日東京都交通局からのニュースリリース
都営交通ポイントサービス「ToKoPo」の拡充について

ToKoPoサービスのHPはこちら

拡充と見せかけて、最後の方に「バス特」及び「乗継割引」の統合終了が書いてあります。 
今まで全てのIC乗車券で登録不要で利用できた便利でお得な機能でしたので残念。

地下鉄との乗継ぎが若干ポイントアップですが、210円均一運賃のバスのみ利用観点で見ると・・・

・バス特利用だと概ね単価190円になりましたが、ポイントが1乗車2円分になるのでがっつり乗る人は1乗車あたり18円くらいの値上げ。
(月4回以下の乗車頻度の場合、8円お得になります。)

・乗継ぎ割引きは100円引きだったのが10ポイント付与に。
プレスリリースだと乗継ぎ割引きは1日10ポイント付与となっていますが、下の方の記事をみると「毎回の乗車時」に付与とあります。 どっちの記載が正しいかわかりませんがとりあえず1日10ポイントということにします。

・今までは種類関係なく同一のIC乗車券を利用することでバス特、乗継割引が受けられましたが、今後はPASMOのみとなります。
 また、今まで登録不要でしたが、PASMOをもって駅の自動券売機で登録作業を行い、ポイントが貯まった場合のチャージも自動券売機での手続きが必要となります。

・ポイントの有効期限が無制限になりました。


超ざっくりと、家電量販店のポイントカードに置換えて考えてみる。
還元率:10%から1%に。
モバイル機能:使えなくなりました。 カードを必ず提示してください。
使用時:会計時の引き落としはできません。 専用端末で手続きをしないとポイントは使えません。
有効期限:最後の買い物から2年でしたが、無制限になりました!


この状態をサービスの「拡充」とプレスリリースすることが理解できません。
ぶっちゃけ公共交通機関の料金は安すぎるし、法律の縛りで容易に運賃本体の値上げが困難だから付加サービスを削るのは仕方ないと理解していますが、こういう詐欺まがいのリリースをするのが許せません。

正直に「サービス維持が困難なためサービスを終了します」と言ってほしいと個人的には思います。
世の中的にはこういう表現を好む人が多いのかな?


というわけで10月以降は買いだめした回数券(2020/3/31に廃止済)が最強の割引率になります。(@180)

回数券は廃止前に100枚(18000円)購入したんだけど、もっと買っておけばよかったとちょっと後悔するもアフターフェスティバル。(回数券は使用期限なし)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

eighteen − twelve =