散歩と食事_FortuneMountain

5月30日(土)はとても天気が良かったので、在宅勤務に伴う運動不足解消のため、富山方面へ散歩してきました。
1月に鉄道むすめスタンプラリーで訪問したさいに行こうと思っていた場所にいきつつ、デジカメ設定ミスで大失敗した動画撮影リベンジが目的です。


金曜日の夜にえきねっとの「お先にトクだ値(10%引き)」が残っている列車を予約して、適当にルートを形成。 
まずは上野9:26発かがやき号で富山へ、11:34着。

まずはこの日から営業再開の「新湊きっときと市場」方面へ向かうため11:40富山駅発の「ぶりかにバス」に乗車しようと思ったら、運休中でした。(調査不足)
ちなみにこのバス停からは金沢方面の高速バスが概ね1時間置きに運行しており、980円で香林坊・兼六園下まで直通で行けて70分前後。 
北陸観光時の移動に便利そうです。

運休を見落としていましたが、乗れなかった時のルートを考えておいたため問題なし。 11:43あいの風とやま鉄道金沢行きで高岡に出て、万葉線でのんびり45分ほどかけてきっときと市場最寄りの「東新湊駅」へ移動。
窓が空いているのは感染症対策ではなく、「扇風機もついていない非冷房車」のため。
今の季節は冷房車より自然の風の方が快適です。

メインの「新湊きっときと市場」から少し外れた場所にあった「きときと食堂」で海鮮丼(1300円+100円で味噌汁を小うどんに変更)を注文。

地元客、市場関係者向けのお店っぽいです。 完全セルフサービスながら味は確か。
甘めで薄味の小うどんが麺もたっぷりで美味しかったし、魚介類も新鮮で美味しかったです。
食後は海岸沿い、海王丸パークを散策。
当初は海王丸船内を見学しようと思っていたのですが、時間が押していたことと、ちょうど「ドラえもんトラム」に乗れる時間だったので、万葉線海王丸駅へ移動。

なお、きっときと市場、海王丸パーク共に他県ナンバーの車が大量に止まっており、経済が動き出していることを実感できます。 見た感じ岐阜県、新潟県のナンバーが多く、関東圏の車もちらほら。
石川県、福井県のナンバーは見た感じなく、漫画「北陸とらいあんぐる」でネタにされていた「北陸3県は互いをライバル視している」という話は本当なのかも(笑)

海王丸駅からドラえもんトラムに乗車して吉久駅で下車。
終始貸切状態だったので車内を撮影。 
隅から隅までドラえもんで気合の入った内装です。
往路の非冷房爆音電車と比較して静かで揺れも少なく快適な車内でした。
車両による当たり外れが大きく、30年くらい前の冷房車導入過渡期における東京の地下鉄みたいでした。

吉久駅は鉄道むすめ「吉久こしの」の名称由来駅であり、古民家並ぶ街並みもあるということで下車してみました。

「吉久駅」が安全地帯のない小さな待合室のみの駅でびっくり。
ここから隣の「新吉久駅」付近まで伝統的街並みが続いています。
歩いて10分程度の距離なので、15分間隔で運転している次の列車にちょうど乗れる感じ。
小規模ながら良い雰囲気の街並みでしたが、全て個人宅ということもあり、現代風の家に新築されている家屋も多くありました。ただ全ての家が瓦屋根となっており、そこらへんは協定があるものと思われます。

再度万葉線で「能町口」まで乗車。 ここから5分ほど歩いてJR氷見線の「能町駅」に移動。 

ここまでの行程で遅延が発生したときのため、ここでは時間が余り50分ほど無人駅待合室で待機。 駅員はいませんが、つばめが巣を作っており、券売機の上に佇んでいました。 業務委託駅員ですかね(笑)

1月に撮影した時の同じ場所から撮影。

天気も良いし、乗車したキハ40は洗車直後らしく窓もピカピカで最高でした。
氷見のひとつ手前「島尾駅」でおりて徒歩5分ほどのところにある島尾海岸を散歩。
北陸とは思えない好天で、立山連峰は1月訪問時よりはっきりと見えました。

今回来た一番の理由が「好天の氷見線」に乗車することだったので目的は達成できました。 折返し列車で高岡に戻り、あいの風とやま鉄道で富山へ。

後は夕食を食べて新幹線で帰るだけ。
余った時間で3年前に勢いで購入したpassca(地鉄など富山地域のみ利用可能なIC乗車券)の残高960円を消化に入ります。

乗れたら乗ろうと思った4分接続の富山地方鉄道。
不二越・上滝線(ふじこし・かみだきせん)の岩峅寺(いわくらじ)行きに乗車。
岩峅寺はQMAのタイピングで良く出てきますね。

ジャンクション駅の稲荷町の床が木造でびっくりしつつ、南富山まで乗車。
南富山から市内線(路面電車)に乗り換えて富山駅方面に戻る。

南富山駅風景、奥に旧ライトレールの車両が停泊中。

夕食は「ブラックラーメン」か北陸のソウルフード「8番らーめん」の二択でしたが、ブラックラーメンの店は都内にあることが判明したので、ここでしか食べられない8番らーめん(富山駅前店)へ。

ここでトラブル発生。 富山駅店が改装工事中で営業していない!
ホームページには営業中と書いてあったのに!!

落ち着いてスマホで近隣店を調べると地鉄富山港線の粟島駅徒歩10分の所にあり。
15分間隔の電車がちょうどホームに来たのですかさず乗車。 スマホ超便利。

富山一の高層ビル、インテック本社ビルを撮影しつつ、10分ほどで粟島(大阪屋ショップ前)駅に到着。
写真のホーム後ろのギザギザ屋根の建物が大阪屋(ご当地スーパー)で本当に目の前です。

地図では徒歩10分でしたが、大阪屋の駐車場をショートカットすると6分程度で到着しました。 
「北陸とらいあんぐる」で紹介されていた北陸でチェーン展開しているラーメン店「8番ラーメン」に到着。 中部地方の「スガキヤ」的立ち位置のお店ですね。
そういえば東京には昔からある地域に根付いたラーメンチェーン店ってないですね。

みそ、塩、醤油、とんこつ、バター風味と5種類の味があるのですが、みそと塩が人気ということなので、塩らーめんの餃子セットを注文。 +150円で野菜増し(量2倍)も注文。

8番セット(塩)、野菜増し 970円+税

昔ながらのあっさりラーメンでした。 野菜がしゃきしゃきしていて旨い。
餃子は小ぶりなのが6個でこれも美味しかった。
チャーシューは塩気が強くてぱさぱさしている昔主流だったやつ。
スープがあっさりしていたので後半は胡椒をふってラー油で味変しました。

万人受けする味で、近所にあったら時々食べたくなる味でした。
店内はそこそこ混んでいましたが、カウンターは空いてすぐ座れました。


粟島駅で旧富山ライトレールアテンダントイメージキャラ「岩瀬ゆうこ」を激写。

MATSUDA98先生のイラストです。

富山ライトレールは今年の2月22日に富山地方鉄道に吸収合併されましたが、鉄道むすめ「岩瀬ゆうこ」は継続雇用されました。
ちなみに、6月1日に同様に神戸市営地下鉄に吸収合併された北神急行のイメージキャラ「北神弓子」も継続雇用されたようです。
今後の展開に期待ですな。

富山駅前に到着。

ばたばたしましたが、passcaの残高消化も出来ましたし、ライトレールと地鉄の南北直通化による恩恵を思わぬ形で受けることができました。

ここで肩掛けカバンの留め具が寿命を迎えるという不運が訪れますが、最近エコバッグを携帯するようになったので、そちらに荷物を移して難を逃れました。

帰りは後続のかがやきの10%引きの乗車券が売切れだったため、かがやき(途中長野のみ停車)より28分所要時間のながいはくたか号でのんびり帰宅(途中軽井沢までの各駅と、高崎、大宮停車)



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